戦場カメラマンの渡部陽一さんが旅番組で宿泊した天橋立の老舗旅館


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玄妙庵

2015年10月6日に、BS-TBS「日本の旬を行く!路線バスの旅」で放送された「秋の京都・千年の都につらなる里山里海へ」。旅人は戦場カメラマン・渡部陽一(わたなべよういち)さん。

同番組で渡部陽一さんが宿泊した京都・天橋立(あまのはしだて)の高台に建つ老舗旅館 玄妙庵(げんみょうあん)をご紹介します。

看板 宮城の松島、広島の宮島、そして天橋立。日本三景のひとつとして知られる名勝・天橋立は、古くから都人(みやこびと)の憧憬(しょうけい)の地でした。

室町時代、三代将軍・足利義満(あしかがよしみつ)がこの高台からの眺めを「玄妙(げんみょう)なり」と称えたのが、玄妙庵という宿の名前の由来です。

客室 客室は全17室のオーシャンビューの和室。大きく切られた窓が額縁のようになって、一枚の絵画のような景色が広がります(客室のタイプは 宿泊ブラン によって選べます)

お造り 玄妙庵の夕食です。まずは日本海で獲れた旬の高級魚のお造りから。海沿いの町ならではのぜいたくです。

タチウオ コリコリとした食感のタチウオ(10月~12月)、ふっくらと甘いシロイカ(6月~11月)、アコウダイ(10月~3月)は上品な甘みを楽しめます。

甘鯛

今日の都で秋の高級魚といえば「ぐじ」の名で知られる甘鯛(あまだい)。旬は10月から11月。ひと塩して、そのまま焼きあげる若狭焼きが、昔からもっともおいしいアマダイの食べ方とされています。

会席料理

海の幸づくしの会席料理。締めは、さわやかな山椒(さんしょう)の香りがほのかに漂うハモご飯(10月~11月)。身が肥えて、脂が乗った秋野鱧(はも)は絶品です。

展望露天風呂 翌朝――。渡部陽一さんは、玄妙庵自慢の天橋立を臨む露天風呂へ。肩まですっぽりつかると、まるで海につかっているかのような心地に包まれます。極楽気分を味わわせてくれる絶景の湯です。

カニ刺し 絶景の露天風呂と、平和の尊さが身にしみる日本海の豊かな「食」を 天橋立 玄妙庵 で、心ゆくまで堪能した、戦場カメラマンの渡部陽一さんでした。

賢治

投稿者プロフィール

埼玉県在住。1956年生まれ。自由業。定年前に勢いで会社を辞めて自由人になった還暦おやじ。趣味は中国古典の翻訳。家族五人

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