上野公園の甘味処・新鶯亭で鶯だんごとあんみつこを食べてきました。


記事内に広告を含みます
新鶯亭

2016年2月16日。お友だちの真由美さんと上野アメ横で買い物。買い物を終えて不忍池と上野公園を散策。歩き疲れたところで「だんご」と書かれたのぼりを発見。閑静なたたずまい。お店の名前は新鶯亭(しんうぐいすてい)。ちょうど甘いものが食べたかったので真由美さんと二人で入ってみることにしました。

看板 新鶯亭の場所は上野こども遊園地の裏手にあります。遊園地のにぎやかな雰囲気とは一転して、ここだけひっそりとした空間。立て看板には「上野 鶯団子」(うえの・うぐいすだんご)と書かれています。鶯団子は新鶯亭の名物のようです。

そのほかにも、おしるこやあんみつのほか、お抹茶もいただけるみたい。カフェとかスイーツカフェとかではなく、まさに甘味処。こんなお店に入りたかったんですよ。

入り口 小さな庭の坂を少しのぼるように入り口に向かうと、葡萄茶色(えびちゃいろ)ののれんがかかっています。いい雰囲気です。入り口の格子戸が甘味処っぽくてなかなか期待が持てそう。

庭 店内には三組ほどのお客さんが休憩に訪れていました。一組はアジア系の三十歳前後の女性三人。日本語が話せる女性がひとりいて、お店のかたと話をしていました。

私と真由美さんは入口側の窓際の席に座りました。歩き疲れたので腰を下ろせてほっとひと息。開放的な窓からは、中庭と上野こども遊園地の乗り物が見えます。遊園地のレトロな雰囲気もいい感じ。昭和の時代にタイムスリップしたみたい。

メニュー 今日は天気もよく、喉も乾いていたので、とりあえずビール!といきたい気分でもありましたが、甘味処に来てそれはないですよね。ちなみに新鶯亭のメニューにはビールもあります。

テーブルに置かれた甘味のメニューを見ると、鶯だんご・御膳しるこ・鶯しるこ・白鷺しるこ・あんみつ・みつ豆・ところてん…。全部食べてみたい(笑)私は御膳しるこ、真由美さんはあんみつ。名物の鶯団子も一皿頼んで二人でシェアすることにしました。

新鶯亭ではおでんも人気メニューとのこと。夏場はかき氷もやっています。

英語メニュー お店のスタッフに注文をお願いすると「承知いたしました。すみませんが、お代は先払いとなっておりますのでよろしくお願いします」とのこと。

「へ~、めずらしいシステムだねぇ。前払いだって」と、真由美さんと話していると、メニューは外国人観光客用に作られたものも置いてありました。料金が前払いなのは外国人観光客に合わせたのかもしれません。マクドナルドやスタバの感覚かな?(笑)

抹茶の解説 「Let’s enjoy “matcha!”」と英語で書かれたお抹茶をいただく作法の説明もメニューといっしょに置かれていました。正式な抹茶の点て方なんて日本人でも今はほとんど知らないでしょうね。私たちもそれを見て「なるほどね」。勉強になりました。

ちなみに抹茶の点て方の説明書きは日本語版も置いてありました。私たちが読んで「なるほどね」と思ったのは、もちろん英語版ではなく日本語版のほうです(笑)

甘味 鶯だんご・おしるこ・あみんつが運ばれてきました。鶯団子(うぐいすだんご)の餡(あん)はきめ細かく色もきれい。あんみつは餡がうぐいす餡と書かれていましたが、この黄緑色の丸いのがうぐいす餡なんですね。なるほど。

おしるこ おしるこは中に蕎麦がきのようなお餅が二つ入っていました。味はどちらかというと甘めですね。器の横にはお口直しのお漬物が少し。おしるこが甘めなので、お漬け物が添えられていて正解。

鶯だんご 鶯団子は、白・黒・緑の三色のお団子です。三色だんごと言ったほうが分かりやすいかな。お団子の中には、お餅が入っているのかな?と思ったら、それぞれ、白あん・黒あん・うぐいす餡が入っていました。

鶯団子の味はというと、とにかく甘い(笑)疲れた体を思って甘い味付けにしているのでしょうか、最近は甘さ控えめのお店が多い中、珍しいくらいに甘いお団子でした。「昔ながらの甘いお団子が恋しい」という人にはうれしい甘さだと思います。

あんみつ こちら(上の写真)は真由美さんが頼んだあんみつ。はじめ見たときは、あんみつに入っている緑色のうぐいす餡がなんとなくもの足りないように見えましたが、おしるこの甘さとお団子の甘さのあとにいただくこちらのあんみつはまさに救世主。

全体的にほどよい甘さで、さっぱりとおいしくいただけました。蜜は白蜜があらかじめかかっています。みかんとアンズの甘酸っぱさで口の中が涼しくなりました。最後にあんみつを食べて大正解。最初にあんみつを食べて最後におしること鶯だんごだったらちょっときつかったかも。

お茶屋 座席 お店の入口手前には左右にテーブル席が設けられているほか、奥には床の間とゴザを敷いた台があり、和を強調したレイアウトになっていました。このスペースも外国人観光客を意識した演出になっているようです。

のれん 上野公園をのんびりお散歩。歩き疲れて甘味が恋しくなったときに偶然見つけた甘味処・新鶯亭(しんうぐいすてい)。閑静な雰囲気の中でホットひと息つけました。

新鶯亭 営業情報

新鶯亭の住所は東京都台東区上野公園9-86。アクセスはJR上野駅から徒歩5分。場所は上野こども遊園地の裏手。営業時間は10時から17時。定休日は月曜日。月曜日が祝日の場合は営業。新緑亭のホームページはありません。

地図を表示

尚子

投稿者プロフィール

東京都在住。1964年生まれ。主婦。子育ても落ち着いたので地域情報紙の編集アシスタントとして従事。趣味は旅行。家族四人+愛犬1匹

この著者の最新の記事

関連記事

広告

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 熱川YOU湯ビーチ

    熱川大和館は海水浴場が目の前なので夏休みの家族旅行におすすめです。

アーカイブ

アーカイブ

ページ上部へ戻る