伊香保温泉の石段街

榛名山(はるなさん)中腹・標高およそ700メートルに位置する群馬県の名湯・伊香保温泉(いかほおんせん)。400年以上の歴史を伝える温泉街のシンボルは風情ある石段。かつて石段は315段でしたが、温泉街が365日にぎわうようにと、2010年に365段に増設されました。

伊香保温泉の石段 伊香保温泉の石段の始まりは約400年前の1576年。織田信長・徳川家康の連合軍と武田信玄の息子・武田勝頼との間で行なわれた戦・長篠の戦い(1575年)で、当時最強と呼ばれていた武田の騎馬隊が織田・徳川連合軍に敗れ、多くの兵士が負傷。

武田氏の配下であった地元の有力者たちは、伊香保の山の斜面を利用して、源泉から湯を引き、その左右に宿を配し、湯を分配。戦(いくさ)で傷を負った兵士たちのケガを治療する、いわば野戦病院として作られたのが、伊香保温泉の石段街の始まりです。

伊香保温泉のお祭り 今も石段の中央には、伊香保温泉特有の茶褐色(黄金の湯)の温泉が、当時と同じように源泉から流れています。こうした温泉を中心とした街づくりは、当時としては最先端。日本における温泉都市計画のはじまりとも言われています。

元祖・温泉まんじゅう松月堂 街づくり以外にも伊香保温泉から発祥し、全国に広まったものが温泉まんじゅう。

石段街の最上部・伊香保神社の手前にある湯の花饅頭「松月堂」(しょうげつどう)。明治43年、松月堂の初代店主が、伊香保の新しい土産物をと、まんじゅうの皮に温泉の黄金色(こがねいろ)を表現したのが、伊香保名物・温泉まんじゅうの始まりです。

伊香保温泉のお土産 温泉まんじゅうを作り続けて100年以上。北海道十勝産のあずきを使った、こしあんの上品な甘さと、黒糖を使って茶色に色づけされた皮のもちもち感が絶妙。保存料を使用しないため賞味期限は一日。松月堂では、その日に売れる分だけ手作りしています。

温泉まんじゅうは、今では、茶褐色の黄金の湯(こがねのゆ)と並ぶ、伊香保温泉の宝物となっています。

露天風呂 そんな伊香保温泉でおすすめの湯宿が 福一 (ふくいち) 。創業400年。石段街に隣接し、伊香保の名湯・黄金の湯(こがねのゆ)と白金の湯(しろがねのゆ)の両方のお湯が楽しめる老舗旅館です。

客室 客室は和室と洋室の2タイプ。大きな開放的な窓からは四季折々の山々の景色が望め、ゆったりとした時間を過ごせます(客室の広さやタイプは人数や予算に応じて、さまざまな 宿泊プラン の中から選べます)

黄金の湯白金の湯 福一(ふくいち)では、伊香保温泉最古の湯・黄金の湯と、新しい源泉・白金の湯の両方のお湯を大浴場や露天風呂で楽しめます。お湯は天然温泉100%の掛け流し。マイナスイオンをたっぷり含んだ3種類の貸切風呂も人気です。

夕食 夕食は、旬の地元の食材をふんだんに使った月替わりの会席料理をお部屋食または個室でいただけます。彩りも鮮やか。盛りつけも宿ならではのこだわりがあります。国産牛を使ったメインの料理は、ステーキ・すき焼き・陶板焼きなどで楽します。

会席料理 伊香保の名湯(黄金の湯・白金の湯)と、心づくしのもてなしで、至福の時間が過ごせる老舗旅館 福一 (ふくいち) は、伊香保温泉の中でもおすすめできる湯宿です。


福一のほかにも、黄金の湯が楽しめる ホテル木暮 や メタケイ酸をたっぷり含んだ白銀の湯が自慢の 和心の宿オーモリ など、伊香保温泉には、温泉情緒を満喫できる宿がたくさんあります。

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賢治

投稿者プロフィール

埼玉県在住。1956年生まれ。自由業。定年前に勢いで会社を辞めて自由人になった還暦おやじ。趣味は中国古典の翻訳。家族五人

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