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佐賀県・唐津（からつ）の駅前からバスで約40分。車の場合は長崎自動車道・多久（たく）ICから約60分。古くからの漁師町・呼子（よぶこ）。中でもイカが有名です。

今回ご紹介するのは、呼子港に望む 旅館金丸（りょかんかなまる）。イカのイカ造りが評判。呼子朝市へも徒歩5分と便利なお宿です。

客室は全17部屋。落ち着いた純和風のお部屋です。窓からは風光明媚（ふうこうめいび）港町の眺めが楽しめます。お部屋でひと息ついたらお風呂で旅の汗を流しましょう。

お風呂のお湯には、海水を濃縮して塩を結晶させた一の塩（いちのしお）のにがりが入っています。保湿効果にすぐれ美肌効果も期待できます。大浴場は6階にあるので港を一望。旅情豊かな展望風呂です。

旅館金丸の夕食です。自慢は、イカの超高級品・玄界灘（げんかいなだ）特産のケンサキイカを使ったイカの活き造り。ケンサキイカは生きたまま調理します。イカ尽くのもてなしです。

まずはなんといってもイカの活き造りからいただきましょう。どうです、この透きとおった身。これはたまりません。透きとおった身でありながらコリコリとした歯ごたえと、濃厚な甘みが広がります。これが超高級品とされる所以（ゆえん）です。

イカ尽くの夕食では、イカンコと呼ばれるイカの卵を焚いた郷土料理や白身魚に奈良漬けと昆布を合わせて押した宿のオリジナル料理・昆布押（こぶし）など、呼子ならではのイカ料理がいただけます。

活き造りで使ったイカのゲソは天ぷらに。弾力のある食感が最高。天つゆとの相性も抜群です。お吸い物の具もイカ。イカの卵を使ったカマボコが入っています。

こちら（上の写真）は人気の自家製イカしゅうまい。ホクホクとした食感は呼子ならではの味。イカシュウマイはお土産にも人気です（料理は季節や 宿泊ブラン によって替わります）

翌朝は名高い呼子の朝市へ。勝浦朝市（千葉県勝浦市）輪島朝市（石川県輪島市）と並んで日本三大朝市のひとつにも数えられる呼子朝市。大正時代から続く呼子の朝の風物詩です。

朝市では、朝あがったばかりのイカをははじめワカメの茎の味噌漬け、タケノコ・ニンジン・タマネギの磯漬け、アジのみりん干し、トビウオの天日干しなど、新鮮で美味しい食材が並びます。トビウオの一夜干しは旨みたっぷりです。

呼子朝市へは徒歩5分！旅館金丸の口コミを見てみる