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浅草から東武特急スペーシアで鬼怒川温泉へ。鬼怒川温泉からローカル線に乗り換え約20分。静かな山里に湧く栃木の名湯・川治温泉（かわじおんせん）。今回ご紹介するのは、男鹿川（おじかがわ）の渓谷沿いに育まれた豊かな自然と静寂の中に建つ 祝い宿 寿庵（じゅあん）。源泉100％の温泉が自慢の宿です。

館内に入ると、まず出迎えてくれるのが優美に舞う鶴の姿を描いためでたくも迫力のある障壁画。さらに全館、商売繁盛にかけ、半畳の畳が敷き詰められています。

ラウンジに置かれたソファーも重厚な趣で高級感にあふれています。

チェックイン時の宿のおもてなし。手作り温泉まんじゅうとほうじ茶でほっとひと息。蒸篭（せいろ）で蒸した手作りの温泉まんじゅうはほどよい甘さです。

こちら（上の写真）は、掘りごたつが付いた12畳の和室。広々として開放感もあります。窓際に置かれた掘りごたつでは川治の自然を愛でながらのんびりとみかんを食べる。これぞ日本の冬の定番です（客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます）

川治温泉の源泉がある山に祀られているのが温泉神社。古くから栄えた湯治場の守り神。寿庵では、その自慢の源泉100％の湯が満喫できます。

露天風呂は二段ある棚田式。巨石が積まれた豪快な岩風呂はとても開放的です。泉質は肌にやさしい単純温泉で、源泉100％。長風呂をしながら体の芯まで温まります。

川治温泉・寿庵の夕食です。まずは粋な演出が光る焼き八寸。旬の食材を目でも楽しめる豪華なもてなしです。

続いては、盛り付けも見事なお刺身。日光サーモン・マグロ・シマアジ・生しらすなど。地元ブランドの日光サーモンは宿自慢の一品（ひとしな）です。

煮物はタコの柔らか煮と季節の野菜の炊き合わせ。強肴（しいざかな）は、千葉県銘柄豚の西京漬けを石焼きで（料理は季節や仕入れによって替わります）

見た目の華やかさと地元･栃木の幸をふんだんに使った祝い膳でのおもてなし。思い出に残る記念日になること間違いなし。

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