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熊本空港から送迎バスで70分。JR宮地駅からだと送迎バスで30分。今回ご紹介するのは、熊本県の阿蘇一帯でも屈指を誇る高級リゾート 星野リゾート 界 阿蘇 （ほしのりぞーと かい あそ）。ご両親の結婚記念日に温泉旅行をプレゼントするにはおすすめの湯宿です。

ロビーラウンジも気品にあふれています。天井まで大きく作られた窓からは自然光が差し込み、外の景色が美しく浮かび上がります。

宿に到着し、ソファーに腰掛けると、熊本県の矢部茶（やべちゃ）と山都町（やまとちょう）の栗の渋皮煮でおもとなし。栗の渋皮煮には栗が丸ごと1個入っていて、栗本来の甘みが楽しめます。これはうれしいおもてなしです。

阿蘇の大自然にたたずむ星野リゾート 界 阿蘇は、全室離れで、8,000坪の敷地には、12の離れが点在しています。阿蘇くじゅう国立公園内にあるので自然が豊か。空気もきれいなので、宿泊客に喜ばれています。

こちらが離れの和洋室タイプの客室です。木がふんだんに使われ、暖色系にまとめられたやすらぎのリビングは、まさにゴージャス。別荘感覚でくつろげます（客室のタイプは 宿泊プラン によって選べます）

すべての客室に、源泉掛け流し、24時間いつでも入れる露天風呂が付いています。阿蘇の自然を愛でながら心ゆくまで湯浴みが楽しめます。

さらに、すへでの客室に、露天風呂とは別にジャグジーバスも付いています。ジャグジーバスは温泉ではありませんが、心地よい泡が、体をやさしくほぐしてくれます。

温泉は、敷地内にある源泉から汲み上げられた、とろりとしたやさしい肌触りが特徴で、湯冷めしにくく、肌をしっとりと潤してくれます。

和洋室タイプの客室には、リビングのほかに、琉球畳（りゅうきゅうだたみ）の和室も付いています。外の木々を眺めながら、のんびりとくつろげます。

寝室には大きなベッドが二つ。リビングとは独立した部屋になっているので、すてきな夢が見られそう。まさにこの世の楽園です。

阿蘇の山並みが夕日に染まると、お待ちかねの夕食です。夕食はダイニングでいただきます。九州の海の幸・山の幸がふんだんに盛り込まれた季節の会席料理が楽しめます。

前菜は、桜肉のたたき、カッテージチーズ、牛肉の味噌漬けと、和洋折衷。盛りつけも鮮やか。お酒がすすみます。

八寸（はっすん）は、赤貝とワケギのぬた、そら豆の玉寄せ、菜の花の利休和えなど、旬の食材を活かした見た目も美しい料理が並びます。

続いてはお造り。8種類のお造りは、一品ずつ別々に味付けされています。鯛はスダチと塩でさっぱりと。脂の乗ったサバは納豆正油（なっとうじょうゆ）で。ヒオウギ貝は柚子とポン酢。カンパチは酒盗（しゅとう）を加えたしょう油で味わいます。

盛り合わせのお造りもそれぞれの味付けでいただきます。つぶ貝はワサビ・塩昆布・おぼろ昆布。車エビは卵黄の味噌漬けで。

こちらは和牛の粕焼き（かすやき）。九州名産の焼酎の粕釜（かすがま）で、ジューシーな牛肉にじっくりと火を通した逸品。厚切りの和牛を岩塩でいただけば、口の中に肉の旨みが広がります（料理は季節や 宿泊プラン によって異なります）

まだまだ長い阿蘇の夜。夕食を終えて部屋に戻ったら、もう一度、温泉を堪能。これぞ露天風呂付き離れならではの贅沢の極み。まさに極楽。

翌朝。朝食は敷地内のもっとも高い場所にあるテラスでいただきます。目の前に広がるのは雲海に包まれた阿蘇五岳（あそごがく）の絶景。朝のこの時間だからこその神秘的な光景です。

朝食の食卓には、玉子焼き・干物など、日本の朝には欠かせない品々が並びます。メインは豆乳鍋。野菜たっぷりでとってもヘルシー。

九州の美味と贅沢な露天風呂付き離れで阿蘇の高級リゾート滞在を満喫。星野リゾート 界 阿蘇 は、ご両親の結婚記念日の旅行におすすめのお宿です。