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新宿から高速バスでおよそ2時間30分。今回ご紹介するのは、雄大な赤城山を望む上州の名湯・伊香保温泉の石段街の中心にたたずむ 岸権旅館 （きしごんりょかん）。黄金の湯（こがねのゆ）を源泉掛け流しで楽しめる大正ロマンの湯宿です。

16世紀中頃から400年以上の歴史を刻む宿は、名湯・伊香保の中でもわずか3軒。岸権旅館はその一軒で、伊香保を代表する老舗と知られる旅館で、宿の風情もまた格別です。

シックでおしゃれな大正ロマンの風さえただようラウンジ。四季の移ろいを感じながら、のんびりとくつろぐことができます。

こちらの客室はスタンダードな和室10畳。窓から遠くに見えるのは雄大な谷川連峰の山並み。眺めているだけで心が癒されます（客室のタイプは 宿泊プラン によって選べます）

宿自慢の温泉は伊香保の名湯・黄金の湯（こがねのゆ）。さまざまなタイプの湯処があり、湯めぐりが楽しめるのも岸権旅館の魅力です。

泉質は硫酸塩泉。昔から子宝の湯と言われているほど体が温まり、湯上がりの肌もすべすべになるので、女性にはおすすめの温泉です。

伊香保温泉・岸権旅館の夕食です。地元の食材をふんだんに使った季節の会席膳がいただけます。台の物は、伊香保温泉の黄金の湯を使って、A4ランクの和牛ロースを蒸しあげた源泉蒸し。源泉を使うことで、肉の旨みとやわらかさが引き立つそうです。

椀替り（わんがわり）は、ハマグリとしめじの土瓶蒸し。食事は、釜炊きのタケノコご飯に赤出汁（あかだし）と香の物。釜飯は、季節ごとに旬の味覚が炊き込まれます（食事は季節や仕入れによって異なります）

朝食は和洋ビュッフェスタイルで。地元養鶏場の卵を使ったオムレツ・目玉焼き・出汁巻き玉子・温泉卵のほか、片品産の大白大豆（おおじろだいず）を使った木綿豆腐、渋川産の玉こんにゃくなど、群馬の名産が並びます。

伊香保の名湯・黄金の湯と、料理長みずから選び抜いた地物の食材にこだわった心づくのしもてなしを堪能。伊香保温泉で黄金の湯を源泉掛け流しで楽しむなら 岸権旅館（きしごんりょかん） はおすすめの湯宿です。石段街の中心に位置するので散策にも便利な立地です。