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東京から車で約2時間。東北自動車道の栃木インターを降り、緑いっぱいの田舎道を30分ほど走って、栃木でおいしいと評判のお蕎麦屋さん「 手打ちそば かみやま 」（栃木県佐野市秋山町305）に行ってきました。

こういってはナンですが、こんなへんぴな山の中のお蕎麦屋さんだというのに、駐車場はほとんどいっぱい。

入り口に向かうと、外には石の大きなテーブルやキャンプ場にあるような木のテーブルがいくつもあります。季節や天候によっては外でも食事ができるようです。入口横にある大きな木のふくろうが出迎えてくれました。

古民家をお店にしているというかみやまの店内はステキな中庭があって和の雰囲気。落ち着きます。なんだか高級料亭に来たみたい。行ったことないけど（笑）

むき出しの梁（はり）と高い天井と漆喰（しっくい）は古民家の雰囲気を醸し出し、細工の利いた建具や古い柱もセンスがよく、とても落ち着く空間です。これからいただくお料理に期待が高まります。お料理の注文は、かみやまに連れてきてくれた知人にお任せすることにしました。

座席の小物にもこだわりを感じます。呼び鈴も木で作られていました。呼び鈴なんて粋ですね。各テーブルにはそれぞれ違った雰囲気の生花が配置されています。こうした心配りがあると嬉しいものです。

とりあえず、先に飲み物を注文すると、お通しが来ました。居酒屋さんなどのお店に行くと、一人に一鉢づつのお通しが来るのが一般的ですが、手打ちそば・かみやまでは、1テーブルに1鉢。こういうかたちは初めてでしたが新鮮。

かみやまには何度も訪れているという知人のイチオシがこの鴨焼き。鴨もさることながら、ネギの美味しいことといったら感動的。鴨の旨みがネギに移って塩加減も絶妙です。おおげさではなく、ネギだけでもいいと思ってしまうほど。もちろん鴨肉も柔らかくて絶品です。

続いて登場した料理は…