2025年6月3日。日光街道を車で走っている途中で見つけた幸手市内国府間（うちごうま）のいこい食堂。創業60年。カツカレーとオムライスが絶品だった。

いこい食堂

店に着いたのが午後1時半。昼の部は2時まで。ラストオーダーは1時40分までなので、ぎりぎり間に合った。店内は昔ながらの大衆食堂。昭和40年（1965）4月に、ここで店をかまえ、今年で60年を迎えた。

メニューも豊富

定食・丼物・カレー・そば・うどん・ラーメン・一品料理……。メニューも豊富。どれもそそられる。あれこれ悩んだ末、ボクはカツカレー、知人はオムライスを注文。

カツカレー

最初にカツカレーが運ばれてきた。みそ汁付き。銀のスプーンは紙ナプキンに包まれている。これこれ、これですよ、昭和の大衆食堂のカレーは、これでなくっちゃ。



カレーは、50年前（昭和50年）、大学の近くの食堂でよく食べたカレーに似ている。懐かしい味だ。カツはコロモがサクサク。食べやすい大きさに切ってあるのもいい。

文句なしにうまかった。

オムライス

知人が注文したオムライス（みそ汁付き）が運ばれてきた。見てびっくり。



オムレツでケチャップライスを包んでいるのではなく、ケチャップライスの上にオムレツを載せ、そこにデミグラスソースをかけ、さらにその上にケチャップがかかっている。

大衆食堂というよりも洋食屋のオムライスといったほうがふさわしいハイカラな逸品だった。

後記

店内の壁に、創業当時から時を刻んでいる壁掛け時計が掛けられていたが、昭和40年の開業当時にタイムスリップしたかのようだった。また訪れたい。

営業情報

いこい食堂の住所は、埼玉県幸手市内国府間（うちごうま）650-3（地図）。郵便番号は 340-0103 。定休日は日・月・祝祭日。営業時間は平日が 11時から14時（ラストオーダー13時40分）。土曜日は、11時から14時と、18時から21時（ラストオーダー20時30分）。駐車場は店舗前に14台分。