白老の観光名所・国立アイヌ民族博物館とおすすめ宿をご紹介します。
2020-10-29
北海道・白老町(しらおいちょう)の観光名所とおすすめ宿をご紹介します。北海道の南西部・登別温泉と苫小牧の間にある自然にあふれたアイヌ文化伝承の町・白老町。白老とは、アイヌ語で「虻(あぶ)の多いところ」を意味する「シラウオイ」からきていると言われています。白老への車でのアクセスは、札幌から60分・千歳から40分・室蘭から30分・苫小牧からは20分です。
豊かな自然とアイヌの歴史・文化が根付いた町・白老(しらおい)。面積の75%を森林が占め、海・川・滝・湖・森など、さまざまな景勝地にあふれています。そのうちのひとつが木々に囲まれた静寂の湖・ポロト湖。「ポロト」とはアイヌ語で「大きな湖」という意味です(ポロ=大きい・ト=湖)。上の動画はポロト湖の空撮風景です。
国立アイヌ民族博物館|ウポポイ園内
ポロト湖の湖畔にあるのが白老の観光名所・国立アイヌ民族博物館。「ポロトコタン」とも呼ばれ(ポロ=大きい・ト=湖・コタン=村)国内だけではなく海外からも多くの見学者が訪れます。
入口では「むらおさ」と呼ばれる大きな銅像が出迎えてくれます。園内には「チセ」という茅葺きの家あり、中では、古式舞踊や体験などが行なわれており、アイヌの文化に触れることができます。アイヌの歴史を知る貴重な資料も展示されています。
女性の手仕事として代々アイヌに受け継がれてきたのがアイヌ文様(もんよう)。自然の風や川をモチーフにしたとされている「モレウ」や菱形(ひしがた)の「シク」など、さまざまな形を組み合わせて作られています。アイヌ民族博物館の敷地内にある体験工房コロポックルでは、アイヌ文様を使った陶芸体験が楽しめます。
アイヌ民族の文化や歴史を伝えてきた旧・アイヌ民族博物館は、2018年3月31日に閉館。アイヌ文化発信の拠点として、2020年7月12日に開園したウポポイ(民族共生象徴空間=ウアイヌコロコタン)の園内に「国立アイヌ民族博物館」として新設されました。なお上記説明文の内容は旧・アイヌ民族博物館当時のものとなっております。新設された国立アイヌ民族博物館の詳細につきましては公式サイトをご覧ください。
国立アイヌ民族博物館 施設概要
北海道の誉れ!白老牛
白老は、牛の生産が盛んな町としても知られています。昭和29年(1954年)には、北海道で初めて黒毛和種を導入。今では「白老牛」(しらおいぎゅう)の名で北海道を代表するブランド牛になりました。白老町には白老牛のステーキや焼肉などが楽しめるお店も点在。生産者が自信をもってすすめる白老牛は絶品です。白老おすすめリゾートホテル
そして、白老で宿をとるなら、おすすめは、心のリゾート海の別邸ふるかわ。登別駅から送迎車で10分。海一望の絶景とワンランク上のおもてなしが評判のリゾートホテルです。2016年の大晦日に新設された露天風呂は圧巻のスケール。まるで海の中で温泉につかっているような気分に包まれます。
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