東伊豆に車椅子で温泉に入れるバリアフリーの宿があります。
車椅子旅行。せっかく行くのなら温泉にも入りたい。車椅子でも快適に過ごせるバリアフリー対応の宿はありますか? それでしたら東伊豆にある稲取温泉(いなとりおんせん)心湯の宿 SAZANA(こころゆのやど さざな)がおすすめです。
稲取東海ホテル湯苑(ゆえん)の姉妹館として、2015年8月にニューオープンした新しい宿で、車椅子で温泉に入れるなどバリアフリーのユニバーサルデザインの設備が施されています。
玄関はスロープにになっているので車椅子のままで館内に入れます。ラウンジでは、コーヒーやソフトドリンクをばめお菓子の無料サービスも行なっています(18時~21時・6時~9時)
チェックインをすませたら車椅子のまま客室へ。客室は、段差をなくした入口やフラットな床、手すり付きのトイレなど、バリアフリー対応のお部屋も用意されています(客室のタイプは宿泊プランによって異なります)
15時から16時30分までの時間、鉄板ダイニングで、アフタヌーンティーサービスとして、紅茶とともに焼きたてのパンケーキがいただけます。鉄板ダイニングへはお部屋から車椅子のまま移動できます。
宿には二つの貸切露天風呂があり、そのうちのひとつは車椅子のまま温泉に入れます。脱衣所で入浴専用の車椅子に乗り換えて、車椅子に乗ったままスロープを下りていって、湯船に入れます。貸切風呂なので他人の目を気にすることもありません。
車椅子のまま入れる貸切風呂は40分間無料。先着順です。
温泉で湯浴みを楽しんだあとはお待ちかねの夕食です。食事は、宿泊プランによって、鉄板焼きダイニングまたはレストランていただきます。もちろん車椅子のまま食事ができます。
夕食は鉄板焼きコースまたは海鮮フレンチ会席。上の写真は鉄板焼きコースの料理です。アワビのステーキまたは和牛のステーキをはじめ伊豆の山海の幸を目の前でシェフが調理をしてくれます。
こちらは海鮮フレンチコース。旬の伊豆の食材をふんだんに使った創作フレンチが楽しめます。前菜のマンボウの肝ソテー、台の物の金目鯛の兜蒸し焼き、デザートのアイスクリームの大福包みなど、豪華な料理が並びます。
朝食は和食。伊豆の新鮮な食材を使った体にやさしい料理の数々。干物は好きな魚を選べます。定番はアジの干物ですが、キンメダイの干物も人気です(料理は季節や仕入れによって替わります)
東伊豆の名湯と伊豆ならではの食材を使ったもてなしに満足できます。車椅子のまま入れる貸切露天風呂も魅力。車椅子で東伊豆へ温泉旅行に行くなら、バリアフリー対応の宿「稲取温泉 さざな」がおすすめです。