函館の奥座敷といわれる湯の川温泉(ゆのかわおんせん)。開湯は1653年。以来、湯治場として栄え、温泉街の入口には足湯が設けられ、湯けむりに誘われた人々が憩う姿を見ることができます。
今回ご紹介するのは湯の川温泉屈指の高級旅館 竹葉新葉亭(ちくばしんようてい)。竹葉の名のとおり館内の至るところに竹があしらわれています。
客室は、手前にひと部屋、さらに12.5畳の広々した部屋がある数寄屋造りのぜいたくな空間です。純和風のお部屋でゆったりとくつろぐことができます(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
旅の荷をほどいたら湯の川の名湯を楽しみましょう。
こちらは大きなガラス張りの窓から日差しが差し込む大浴場。泉質は二酸化炭素を含むナトリウム―塩化物泉。効能も豊かです。
外には露天風呂もあります。冬は雪見の風情を楽しみながらの湯浴みを満喫できます。
夕食はお部屋食。もてなしは道内名産の海の幸を集めた豪華な会席料理。味はもちろん盛りつけにも趣向を凝らしています。
中でもイチバンのおすすめはキンキの柚香漬け(ゆこうづけ)。道内で水揚げされた高級魚・キンキをしょう油ベースの漬け汁にユズを加えて染みこませたもの。香ばしさとユズの香りがたまりません。
こちらは活き蝦夷鮑(えぞあわび)の竹皮蒸し。生きたアワビを宿名の竹葉にちなんで、竹の皮で包んでお酒で蒸し焼きしたもの。身が引き締まった道内産のアワビは口に入れるとほどよい弾力があり、バターとの相性も抜群です。
そして北海道と言えばカニ。食卓に並ぶのはその日の朝に茹でた活き毛ガニ。身がびっしりと詰まっています。
効能豊かな名湯と、北海道の山海の美味をふんだんに使った会席料理を心ゆくまで堪能。宿泊客の口コミ評価が高いのもうなずけます。
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