JR紀勢本線(きせいほんせん)白浜駅から路線バスで約20分。車の場合は阪和自動車道 ・南紀田辺ICから約40分。今回ご紹介するのは南紀白浜(なんきしらはま)の岸壁に建つ 椿温泉 海椿葉山(つばきおんせん・うみつばきはやま)。ひときわモダンな建物が目印です。
創業は1999年(平成11年)。客室数は全6部屋。ご夫婦やカップルの記念日や特別の日に泊まりたい大人のお宿です。
ロビーは大海原に出る和船のイメージ。壁や天井には熊野の杉や檜(ひのき)が使われています。チェックインをすませたら客室へ
客室は全部で六部屋。どのお部屋も西側が開けています。窓からは目の前に南紀州(みなみきしゅう)の青い海が一面に広がります(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
テラスに出ると心地よい潮風。夕日が海を染めていく光景は絶景。二人だけの特別の時間が流れていきます。この夕日を温泉でも楽しめます。
こちらのお風呂は落日の湯(らくじつのゆ)。名前のとおり、温泉につかりながら夕日が落ちる海を眺めながらのんびりと湯浴みが楽しめます。色彩は刻々と移り変わり、いつまでも見飽きることがありますせん。
夕日が海に沈むと夕食の時間です。
椿温泉・海椿葉山の夕食です。食事はお部屋食。一品一品できたての料理がお部屋に運ばれます。宿の自慢は地元・白浜沖で獲れたイサキのから揚げ(上の写真)。骨まで柔らかいので頭から丸ごといただけます。
続いて蕪のスープ(上の写真)にヒラメのソテー(下の写真)。白浜産のヒラメのソテーは地野菜を添えて。
別荘のような感覚で滞在していただくのが宿のコンセプト。料理も格式のある懐石料理の形ではなく、地元の食材をシンプルに、おいしく食べていただけるように、工夫が凝らされています。
寒い時期にはロビーラウンジには暖炉が焚かれます。静かな空間でのんびりとした極上の時間が流れていきます。