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JR五能線（ごのうせん）鰺ヶ沢駅（あじがさわえき）から送迎バスで走ること約5分。お城のような建物が見えてきます。今回ご紹介するのは ホテルグランメール山海荘（さんかいそう）。化石海水を含んだ温泉と地元の郷土料理が楽しめるおもてなしが評判のお宿です。

まずはお部屋へ。ホテルグランメール山海荘には洋室もありますが和室も人気（上の写真）。やっぱり和室はくつろげますね。窓の外には日本海。左手に見えるのは世界遺産・白神山地（しらかみさんち）です。さらに右手には北海道も一望できます。

客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます。

こちら（上の画像）は大浴場。広くとられた窓からはさんさんと日差しが差し込みます。泉質はナトリウム―塩化物強塩泉。効能も豊かです。

もちろん露天風呂も用意されています。こちらのお湯は化石海水と呼ばれ古代の海水が温泉になった貴重なものだといいます。湯船から臨むのは日本海。海に沈む夕日や冬の荒波など四季折々の日本海の景観を眺めながら湯浴みが楽しめます。

続いては夕食。食事処でいただきます。器や盛り付けにも趣向が施され、目でも舌でも楽しめる料理が並びます。旬菜（しゅんさい）と名付けられたプレートには西津軽産の食材が盛り込まれています。サザエやジュンサイなどバリエーションも豊かです。

続いてはお造り。もちろん青森産の魚介です。珍しいのは鰺ヶ沢で養殖している高級魚・イトウ。淡水魚ですが、くさみがなく、あっさりしています。肉料理は青森県五戸町（ごのへまち）のブランド牛・倉石牛（くらいしぎゅう）。倉石牛は適度な甘みと口の中でとろけるやわらかさが魅力です。

メインはお隣の秋田県産アワビの陶板焼き。ほどよい食感に仕上がったアワビは最高。これはたまりません。

絶品料理に舌鼓。ホテルグランメール山海荘。満足できるお宿です。

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