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東京から東海道新幹線で約50分。相模灘を望む人気のマリンリゾート・熱海温泉。今回ご紹介するのは、海岸通りから路地を入ったところにある老舗の料理旅館 大月ホテル和風館（おおつきほてるわふうかん）。創業は大正15年。ひっそりとたたずむ大人の隠れ宿といった風情です。

館内は和の世界。変わりゆく熱海にあって、古きよき時代の温泉旅館の情緒がただよい、ほっと心がなごみます。

客室は和室・洋室・和洋室。上の写真はゆったりとした間取りの和室。夫婦旅行に人気のお部屋です（客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます）。お部屋でひと息ついたら温泉へ

こちらのお風呂（上の画像）は、樹齢300年の高野槙（こうやまき）を使った趣ある露天風呂。お湯は自家源泉掛け流しです。泉質はナトリウム・カルシウム―塩化物温泉。美肌成分で知られるメタケイ酸が多く含まれていますので、肌がしっとりとする美肌の湯です。

大月ホテル和風館の宿泊者は、姉妹館のホテルミクラスの大浴場（展望露天風呂）も無料で利用できます。まさに海一望。壮快な大展望露天風呂。水平線のかなたには熱海港から気楽に船で渡れる初島の姿も拝めます。

熱海・大月ホテル和風館の夕食です。料理旅館の誇りを守る料理長。和食の真髄をきわわめ季節の食材に息吹を吹き込みます。

お造りは厳選された旬の地魚三種盛り。イサキ・ハタ・中トロ…。器も艶やか（お造りのネタは季節や仕入れによって変わります）

煮物は伊勢エビの黄金仕立て。だしの旨みが決め手となる煮物は、丸茄子（まるなす）と鴨に京都の粟麩（あわふ）。絶妙な取り合わせで食通をうならせます。

〆はキンメ寿司。高級魚として知られる伊豆稲取に揚がった新鮮なキンメダイ。薄造りにして繊細な味を際立たせています。これを特製のたれに軽くくぐらせ、酢飯に盛り付けるキンメ寿司。これは絶品です。和食のすばらしさに改めて魅せられる絢爛（けんらん）たるもてなし。満足できます。

朝食は品数豊富な和食膳。新鮮な野菜や干物など旬の味覚が味わえます。大月ホテル和風館。ご夫婦で熱海に泊まるなら、おすすめの旅館です。お得な宿泊プランも豊富に用意されています。

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