信州を代表する湯田中温泉(ゆだなかおんせん)。今回ご紹介するのは、湯田中駅から歩いて10分ほどの場所にある 湯田中温泉 よろづや 。江戸寛政年間創業という老舗旅館です。
吹き抜けのロビー。高さおよそ10メートルの見事な格天井(ごうてんじょう)が出迎えてくれます。
本館の隣にあるのは松籟荘(しょうらいそう)。木造数寄屋造りの4階建てで、国の登録有形分際に指定されています。上の写真は書院造りの客室。10畳と6畳の二間続きのお部屋です。客室専用の露天風呂も付いています。客室のタイプは宿泊プランの中から選べます。
よろづやの醍醐味は、なんといっても大浴場の桃山風呂です(上の画像)。広さおよそ200平米。格天井(ごうてんじょう)と楕円形の大きな湯船。昭和26年に造られ、こちらも国の有形文化財に登録されています。
宮大工の手で造られた寺院様式の建物。欄間(らんま)や梁(はり)にも細かな意匠が施されています。泉質はナトリウム成分を多く含み、少しぬめりを感じます。源泉掛け流しで温度は43度と少し熱めです。
こちら(上の写真)は、庭師が手がけたという庭園露天風呂。70坪を超える広さがあります。四季折々、姿を変える景色を愛でながらぜいたくな湯浴みが楽しめます。
湯田中温泉よろづやの夕食です。イワナの塩焼きや信州牛の朴葉焼きなど地元の食材にこだわった色鮮やかな料理が食卓を彩ります(料理は季節や仕入れによって替わります)
湯田中温泉に宿泊するなら よろづや はおすすめの旅館です。