東京から東北新幹線で郡山へ。郡山から電車とバスを乗り継ぎ約1時間50分。江戸時代、会津藩の湯治場として栄えた会津東山温泉(あいづひがしやまおんせん)。今回ご紹介するのは 会津東山温泉 今昔亭(こんじゃくてい)。創業から74年。都会の喧噪を忘れさせてくれる老舗の料理旅館です。
こちら(上の画像)は湯川(ゆがわ)の渓流沿いにしつらえられた水辺のダイニング「川どこ」。趣ある山河の情景を愛でながら川床料理を楽しむことができます。
客室は和室と和洋室。露天風呂付き客室もあります。上の写真のお部屋は渓流沿いの和室。窓の下を流れる湯川のせせらぎを聞きながらのんびりとくつろげます(客室のタイプは宿泊プランの中から選べます)
大浴場の温泉は、宿の横を流れる湯川の川床(かわどこ)から湧いている自家源泉を使用しています。泉質は、ナトリウム・カルシウム―硫酸塩・塩化物温泉。ベールに包まれるようなやわらかい感触で、何度でも入りたくなる温泉です。
今昔亭の宿泊者は、姉妹館の原瀧(はらだき)の大浴場も無料で利用できます。
会津東山温泉 今昔亭の夕食です。郷土の味覚を中心に、季節を味わうもてなしです。甘みの強い南会津のトマトを使ったタチウオの南蛮漬けなど、味わい深い料理が並び、飽きさせません。どの料理も繊細にして美味(料理は季節や仕入れによって替わります)
肉料理は和牛サーロインのしゃぶしゃぶ。上質なサシの入った和牛サーロイン。やわらかくてコクがあり、肉本来の旨みが堪能できます。
朝食も郷土の味覚が味わえます。炊きたてご飯に味噌汁、季節の焼き魚など、日本人が忘れかけていた朝の味を思い出させてくれる老舗旅館のもてなしです。今昔亭。会津東山温泉に宿泊するならおすすめの宿です。