夏休みに毎日花火が見える諏訪湖畔の宿といえば上諏訪温泉の渋の湯です。
新宿からJR特急あずさで約2時間15分。今回ご紹介するのは、周囲を山々に囲まれた風光明媚な諏訪湖(すわこ)のほとり・上諏訪温泉(かみすわおんせん)にある 掛け流し源泉の宿 渋の湯 (しぶのゆ)。とろとろした美肌の湯が自慢の温泉宿です。
創業からおよそ100年。純和風のロビーラウンジの地下にはなんと自家源泉があるため最上階の7階まで吹き抜けにしてあります。館内は全館畳敷き。エレベーターまでが畳敷きになっています。
客室は和室と和洋室。部屋に入ると畳の匂いとあたたかな灯りに癒されます。5種類のタイプのお部屋が用意されていて、湖側のお部屋からは諏訪湖も望めます(客室のタイプは 宿泊プラン によって選べます)
諏訪湖の夏の風物詩といえば花火。今年(2017年)も夏休みの期間中、7月23日(日)から8月27日(日)までの毎晩、800発の花火が湖畔を彩るサマーナイトファイヤーフェスティバルが行なわれます。
イベント名 | サマーナイトファイヤーフェスティバル |
場所 | 上諏訪温泉諏訪湖上 |
期間 | 2017年7月23日(日)~8月27日(日)※8月15日(火)を除く |
時間 | 20:30~20:45 |
打上数 | 800発/日 |
荒天の場合 | 小雨決行(荒天時は中止) |
渋の湯は、上諏訪では貴重な自家源泉を持っていて、どの浴槽も掛け流しです。泉質は弱アルカリ性の単純温泉で、トロリとした感触です。湯上がりは肌がさらりとなるクセのないやさしいお湯です。
上諏訪温泉・渋の湯の夕食です。強肴(しいざかな)は、信州名物・馬刺しのたたき・錦野菜・ゴマ風味割りポン酢。
宿の名物は信州豚のわさび鍋。秘伝の出汁(だし)の中にわさびをとかしたら、やわらかくきめ細かいと評判の信州豚を入れ、添えられた野菜と、竹に盛られたつみれを入れて完成です。
揚げ物は稚鮎(ちあゆ)と季節の野菜の天ぷら。山椒塩(さんしょうじお)でいただきます。さわなかな香りが楽しめる逸品です。料理は季節と仕入れによって替わります。
こちらは信州和牛の源泉蒸し。自家源泉で蒸すことで、肉はほどよくやわらかく仕上がります。口の中に入れると旨みが広がりあっというまにとろけます。
信州の幸が満載の創作会席。どれも体にやさしいあっさりの味に仕上げてあります。自家源泉を使った金の源泉蒸しは渋の湯でしか味わえない逸品です。
トロリとした自家源泉の掛け流し温泉と、地元の食材をふんだんに使った豪華なもてなしに大満足。夏休み期間中は、毎日、諏訪湖畔で行なわれる花火大会(サマーナイトファイヤーフェスティバル)が見られるので、上諏訪温泉 渋の湯 は夏休み旅行におすすめの温泉宿です。
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