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積善館本館

群馬県・四万川(しまがわ)の清流沿いに開けた四万温泉(しまおんせん)。四万もの病に効くというのがその名の由来といわれ、ひなびた温泉街の風情が旅情をそそります。

積善館本館 今回ご紹介するのは、四万温泉の老舗旅館 積善館本館(せきぜんかんほんかん)。創業は江戸・元禄時代。その歴史はじつに三百数十年。あまたの文人墨客(ぶんじんぼっかく)も滞在した一度は泊まりたい憧れの湯宿です。

積善館本館の玄関 元禄時代に建てられた積善館本館の玄関部分は群馬県の重要文化財に指定されています。三百余年の歴史と伝統を感じます。

客室 客室に入ると遠い昔にタイムスリップしたかのような雰囲気に包まれます。こちらのお部屋(山荘)がある建物は昭和11年に建てられたもの。国の有形登録文化財に指定されています(客室は 宿泊プラン の中から選べます)

お部屋で旅の荷をほどいたら四万の名湯を楽しみましょう。

元禄の湯 こちらは積善館本館・自慢の元禄の湯(げんろくのゆ)。アーチ型の窓など大正ロマネスク風の浴室は、昭和六年に建てられた当時のままのたたずまい。老舗の湯宿とあって、自家源泉を持ち、効能豊かな名湯を堪能させてくれます。

元禄の湯まもた国の有形登録文化財です。

会席料理 夕食は地の山の恵みにこだわった会席料理。匠の技で絶品料理に仕上げています。盛りつけも季節の風情満載。前菜には九品が盛り合わされています。

お造りは地のブランド鱒(ます)銀ひかり。脂が乗った赤身が特徴で、土佐じょう油でいただきます。

懐石料理 こちらは茹でだ栗を使って豆腐風に仕上げた新栗豆腐。上にあしらっているのはクルミとクコの実です。

あったか湯気が立ちのぼるのは土瓶蒸し。コンブとカツオのだしに、具はヤマメ・鶏・三つ葉・銀杏・しめじ…。軽くあぶったヤマメの香りが食欲をかき立てます(料理は季節と仕入れによって替わります)


三百数十年の歴史に包まれ、ゆったりとした時間が流れていきます。群馬県 四万温泉 積善館本館 は、一度は泊まりたい老舗旅館です。

賢治

投稿者プロフィール

埼玉県在住。1956年生まれ。自由業。定年前に勢いで会社を辞めて自由人になった還暦おやじ。趣味は中国古典の翻訳。家族五人

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