東京ではなかなか探すのがむずかしくなってしまった「甘味」を、今日の鎌倉では絶対に食べて帰ろうと意気込んでいた私は、お友だちといっしょに小町通りで甘味処を探しながらぶらぶらと散策。
自転車に乗っていた地元の人に違いないという50代前後の女性に声をかけ、このあたりでおいしい甘味処はありますか? と聞いてみました。
その女性に教えていただいたのが 甘味 山里(やまさと)。鎌倉甘味処の老舗といった感じ。歴史がありそうな店構えで期待が持てそう。お店の中の雰囲気もとても落ち着いた感じで懐かしさもおぼえます。
鎌倉での甘味はぜんざいをいただこうと決めてきましたが、メニューを見たら、やっぱり白玉クリームあんみつを注文しちゃいました(笑)黒蜜もあんこも上品な甘さ。全体に品のいいお味でした。
目的の小町通りの甘味をいただいて、12時ちょっと過ぎ。お腹も心も満たされ、集合場所の鎌倉の大仏様を目指して江ノ電に乗車。集合時間は1時半。まだまだ時間がたっぷりあります。
江ノ電はいつ見ても風情があっていいですね。ホームや線路も手が届きそうな場所にあって庶民的。昔はどこもこうだったなぁ。いつまでもこの姿のままでいてほしいよね、なんて話をしながら江ノ電に乗りました。
小学生の団体もいっしょに乗車。栃木から鎌倉まで修学旅行にやってきたということでした。
大仏様がいらっしゃるのは長谷駅。鎌倉の駅からは三つ目なのであっという間に到着してしまいました。もっと江ノ電に乗っていたかったなぁ。
集合時間は1時半。まだ1時間ほど余裕があったので、お友だちと鎌倉の海、弓ヶ浜の海岸に行くことにしました。せっかく鎌倉に来たので海も見ておきたくなって…。
少しでも地元の雰囲気を味わおうと、わざと民家の狭い路地を通って海岸に向かいました。路地を抜けると正面に海岸が。感動~
今日は多少曇ってはいたものの、寒くもなく暑くもなく、潮風も強すぎずといった恵まれた天候でした。
海岸では若いアーチストが砂絵アートを書いていました。今流行のジバニャンや、ドラえもんなど、とても上手で感心しました。
海岸から大仏様までの道すがら、しらす直売店を発見。主婦の皆さんはそそられた様子。お店のご主人も「今日はしらすが大漁だったからぜひ持って行って~」
生しらすも売っていましたが賞味期限は一日限り。やっぱり生しらすは地元でしか食べられない理由がわかりました。
釜揚げしらすや、しらす煎餅などを購入して歩いて行くと、大仏様まではあと少し。おせんべい屋さん、水晶やさん、ソフトクリーム屋さん、和菓子屋さん、カフェ…。沿道にはお店もだいぶ増えてきました。
そして角を曲がり進むと大仏様が見えてきました。どれくらいぶりでしょうか。小学校五年生のときに遠足で来た以来かなぁ。そうそう鎌倉の大仏様はこんなお顔をされていましたね。ほんとうになつかしい。
鎌倉の大仏様は男前なんですよね。そばに寄るとやっぱりかなり迫力があります。外国人の観光客の方たちも大勢いらしていました。
大仏様の中にも入ることができるのでお友だちといっしょに行ってみることに。拝観料は別料金だろうなということはわかっていましたが、なんと料金はたったの20円(笑)ありがたく大仏様の中に入れていただきました。
続いて新江ノ島水族館でイルカショーを観覧