JR長野駅から長野電鉄線に乗り換え湯田中駅へ。湯田中駅から宿の送迎車で約10分。車でのアクセスは上信越自動車道・信州中野ICから約20分。今回ご紹介するのは、長野県の渋温泉(しぶおんせん)にある歴史の宿 金具屋(かなぐや)
もともとは松代藩(まつしろはん)出入りの鍛冶屋(かじや)さん。その後、江戸中期・宝暦(ほうれき)8年(1758年)から旅館になり、当時の藩主から「金具屋」と命名されたそうです。建物は国の登録有形文化財に認定されています。
客室は和室。上の画像は数寄屋造りの優雅なお部屋です。控えの間まで付いていて雅びな空間。ふすまや天井も凝った造りで、ゆったりとくつろげます(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
客室の机の上には、渋温泉の外湯巡りができる温泉手形が置かれています。お部屋でひと息ついたら渋温泉の外湯めぐり専用の鍵を持って外湯へ出かけましょう。
渋温泉の街中には効能が異なる温泉が九つあり、祈願手ぬぐいにスタンプを押しながらすべてまわると九湯めぐりで厄除けに。最後は渋高薬師(しぶたかやくし)で印受をしてもらいお詣りをすませると満願成就です。
金具屋にも八つのお風呂があります。上の写真は貸切露天風呂・和予の湯。ほかにも子宝の湯・惠和の湯・美妙の湯・岩窟の湯と、貸切風呂が四つあり、先客がいなければ自由に入れます。
こちらはステンドグラスを施した浪漫風呂。少し黄色いにごり湯の温泉です。正午から夜12時までは女性専用です。
湯の花が浮かぶこちらのお風呂は鎌倉風呂。弱酸性の温泉です。そのほかに大浴場が三つ。露天風呂は弱アルカリ性の温泉です。
お風呂から上がると夕暮れ時。金具屋の外観がいっそう美しく映える時間です。
渋温泉金具屋の夕食です。もてなしのテーマは「不老」。まずは長野生まれ信州サーモンののお造りから。続いて地場産きのこ・山伏茸(やまぶしだけ)を使った土瓶蒸し。そしてメインは信州牛の牛鍋。リンゴで育った信州牛はやわらかくておいしいと評判です。
歴史の宿で、名湯と信州の美味を存分に堪能できます。
渋温泉金具屋の口コミを見てみる