日本海にほど近く、まわりを山に囲まれた兵庫県の城崎温泉(きのさきおんせん)。古きよき湯の町の景観を守るため背の高いホテルなどはほとんどなく、昔ながらの風情が残る温泉街です。
街の湯船として大切に守られてきたのが七つの外湯。古来、城崎では、宿を客間、道を廊下として、湯治に訪れた湯治客を町全体でもてなしました。外湯巡り発祥の地ともうたわれる城崎ならではの温泉文化は今も受け継がれています。
そもそも城崎の宿が内風呂を持ち始めたのは昭和30年代に入ってから。そのさい、昔から続く外湯文化を守るため「自家源泉を持たない」「客室に温泉を引かない」というルールを決めました。あくまでも城崎温泉の主役は外湯。外湯は町の湯船のような存在なのです。
城崎温泉おすすめ宿
城崎温泉 但馬牛の宿 小宿 縁
城崎温泉でおすすめの宿といえば「但馬牛の宿 小宿 縁」と「登録有形文化財の宿 三木屋」。どちらの宿も外湯巡りフリーパスを発行していますので七つの外湯をすべて無料で巡れます。