国内最大級のイルミネーションスポット・なばなの里(三重県桑名市)。春は花まつりも同時開催。今回ご紹介するのは、なばなの里へは車で約12分とアクセス便利な 木曽岬温泉 庄助(きそざきおんせん・しょうすけ)。天然温泉と猪鍋(ししなべ)が自慢の料理旅館です。
庄助へのアクセスは、近鉄名古屋線・弥富駅(やとみえき)からタクシーで約15分。車の場合は東名阪自動車道・弥富ICから約10分。弥富駅から送迎も行なっています。
宿はアットホームな雰囲気。客室は和室。全9部屋。障子に畳・床の間が癒しとくつろぎをかもし出しています。お部屋でひと息ついたら温泉へ
温泉は源泉100%。加温も加水もしていない天然温泉です。24時間かけ流しというのもうれしいですね。上の写真は岩風呂。天窓から降り注ぐ光の下、岩と緑の世界に湧き出す温泉。お湯の色はやや黄色がかっています。
泉質は弱アルカリ性。ぬるりとした肌触りが特徴。効能も神経痛・筋肉痛などのほか、美肌効果もあるとされています。ゆったりと足を伸ばして浸かれば桃源郷に憩う気分。旅の疲れも吹き飛んでいきます。
続いてのお楽しみは夕食。庄助の名物料理は猪鍋(ししなべ)。三重県の山中で獲れる野生の猪(いのしし)の中でも子どもを産んだことのない「猪うまず」(いのうまず)と呼ばれるメスの猪の肉だけを使っています。
臭みのない猪うまずのお肉はやわらかくて最高。ビタミンB1やカルシウムなどが豊富で、栄養も満点。二種類の味噌と隠し味にトマトを使った鍋のつゆも猪うまずの旨みを引き出しています。
メインの猪鍋以外にも前菜やお造りなど三重県の山海の恵みを堪能できます。料理は 宿泊プラン によって、猪肉のすき焼きや天然すっぽんなどもいただけます。
夕食を終えたら光溢れる なばなの里 へ。いちはけんの見所は国内最大級とされる稲見ねーション。幻想的な色彩の世界に酔いしれることができます。光のトンネルは別世界へと続いているかのよう。誰もが童心に返って楽しめます(なばなの里イルミネーションは10月下旬から5月上旬まで開催)