JR函館駅からタクシーで15分。函館空港からはタクシーで約3分。津軽海峡に面した温泉地・湯の川温泉(ゆのかわおんせん)。海岸線に並ぶ湯宿からは函館山(はこだてやま)や漁火(いさりび)の海が望めます。
今回ご紹介するのは、湯の川温泉の湯元・漁火館(いさりびかん)。創業は1993年(平成5年)。海が近く、潮騒の音が聞こえる眺望と料理が評判のお宿です。
客室は和室と洋室。上の写真は海側に窓が開かれた和室で、窓辺に行くと、函館山が真正面に見えます。夕刻から夜に向かって刻々と移りゆく景色が楽しめます(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
お風呂は大浴場と露天風呂。お湯は天然温泉100%。飲泉もできる効能豊かな温泉です。お湯はさらさらとして無色透明。よく温まり旅の疲れも癒されます。上の写真は津軽海峡一望の露天風呂。夜は遠くに漁火を見ることもできます。
湯の川温泉・漁火館の夕食です。漁火館は料理にも定評があり、仲買人の資格を持つ宿の主人がみずから市場へ出かけ旬の最高の食材を厳選。それを料理長が素材の持ち味を損なわないように熟練の技で一品一品ていねいに仕上げていきます。
お造りは、函館近海のサケ・マグロ・イカ…。新鮮な旬の魚介が並びます。養殖物・冷凍物・輸入物はいっさい使いません。
こちらは特製ホタテ鍋。磯の香りが食欲をそそります。ホタテを食べたあとは他の食材を載せておじや風に。これはたまりません。
夕食の目玉は、脂の乗った産卵期のキンキ。キンキの煮付けは濃いめの煮汁がしっかりからみ、身はほろほろと崩れます。ほかではなかなか味わえない逸品です(料理は季節や仕入れによって替わります)
朝食では函館名物のイカ刺しもいただけます。漁師風に山盛りで豪快に。朝からなんともぜいたく。料理旅館の看板に偽りなし。湯の川温泉の湯元・漁火館。満足できるお宿です。
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