忍者修行の里として人気の三重県・赤目四十八滝にある忍者の森。大自然の中で伊賀流忍者の修行が体験できるアトラクションが評判を呼び、女性にも人気の観光スポットです。今回ご紹介するのは忍者の森の目の前にある温泉宿・赤目温泉 対泉閣(あかめおんせん たいせんかく)。創業は明治初期。忍者ゆかりのお宿です。
客室は本館・新館・別館。すべて和室。赤目渓谷を一望できる新館、対泉閣の伝統を受け継いだ本館、囲炉裏茶屋のある別館。どのお部屋もゆったりとくつろげます(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)。客室で旅の荷をほどいたら温泉へ
こちら(上の写真)は男性露天風呂・半蔵の湯(はんぞうのゆ)。湯船からは山一望。伊賀出身の忍者・服部半蔵(はっとりはんぞう)もこの山で修行をしたそうです。
こちら(上の画像)は女性専用・かげろうの湯。檜造りのしゃれた半露天風呂です。女性忍者・くノ一(くのいち)気分にひたれそうな温泉です。
館内には、戦国時代に実際に使われた忍者道具が展示されています。もともとの持ち主は宿のご近所に住む伊賀忍者の末裔(まつえい)の方だそうです。鎖帷子(くさりかたびら)仕込み杖・仕込み鉄砲・撒き菱(まきびし)…。すべて本物。
赤目温泉・対泉閣の夕食です。もてなしは、忍者ゆかりの食べ物・伊賀牛をふんだんに使った伊賀牛会席。伊賀牛は、昔、忍者が干し肉として持ち歩いていた保存食だったそうです。伊賀牛は幻の肉とも言われ、よそではめったに食べられません。
まずは伊賀牛の石焼き。やわらかく濃厚な味。軽く岩塩を振っていただきます。
続いては伊賀牛のしゃぶしゃぶ。ほどよく脂が乗っています。さらに伊賀牛のとろ寿司もいたたけます。闇を生きる忍びの道に思いをはせ、伊賀牛尽くしの料理に舌鼓。赤目温泉隠れの湯・対泉閣。満足できるお宿です。
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