JR北陸本線・富山駅からバスで50分。車の場合は北陸自動車道・富山インターチェンジから40分。山あいの静かな湯の里・越中山田温泉(えっちゅうやまだおんせん)。今回ご紹介するのは、山田川の上流に建つ山田温泉の一軒宿・玄猿楼(げんえんろう)。昔から湯治場として親しまれてきた歴史ある老舗宿です。
客室は山田川を眺めるお部屋と薬王院を眺めるお部屋があります。どちらも自然に囲まれたお部屋で、静かな時間を過ごすことができます(客室のタイプや広さは 宿泊プラン の中から選べます)
お部屋でひと息ついたら宿自慢の温泉へ
山田温泉の歴史は古く、奈良時代に猿が河原で傷を癒しているのを見て、温泉が発見されたと伝えられています。こちらのお風呂(上の写真)は、玄猿楼でもっとも人気のある檜の露天風呂。自然を愛でながらのんびりと掛け流しお湯を楽しむことかできます。
泉質はナトリウム・カルシウム―塩化物泉。無色透明のくせのないお湯で、肌にもやさしく、切り傷・やけど・慢性皮膚炎などに効能があるとされています(上の画像は大浴場)。1300年もの間、人々を癒し続けてきた名湯は、体だけではなく、心までしっかりと温めてくれます。
越中山田温泉・玄猿楼の夕食です。もてなしは別棟の食事処で。囲炉裏を囲んで富山の海の幸・山の幸をいただきます。冬の時期、鉄板に載せられるのは新鮮なズワイガニ。生のまま焼くことで旨みが凝縮されます。焼いたズワイガニは蟹味噌を付けていただきます。
続いては氷見牛(ひみぎゅう)の鉄板焼き。氷見牛は、霜降りのバランスがよく、まろやかさが特徴です(料理は季節や仕入れによって替わります)
絶景の露天風呂と心づくしのもてなし。富山県・山田温泉玄猿楼。明日への元気をもらえるお宿です。
越中山田温泉 玄猿楼の宿泊プランを見てみる