南伊豆で料理が評判の宿といえば弓ヶ浜温泉の花さとですね。
東京からJR特急踊り子号で伊豆急下田へ。伊豆急下田から南伊豆東海バスに乗り換え約2分。1キロに及ぶ海岸線が続く南伊豆・弓ヶ浜。日本の渚百選にも選ばれた景勝地です。今回ご紹介するのは、木々に囲まれた閑静な和のたたずまいの 弓ヶ浜温泉 くつろぎの御宿 花さと(くつろぎのおやど はなさと)。女将が作る懐石料理が評判の宿です。
館内にあるギャラリーでは、伊豆の陶芸作家の作品を展示販売しています。どれも味わい深い逸品で人気があります。料理に使われる食器もすべて伊豆の陶芸作家のものが使われています。
客室は全6室。どのお部屋も心安らぐ和室で、ふるさとに帰ってきたかのような雰囲気。窓からは弓ヶ浜に続く吉野川も望めます(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
お風呂は内湯と露天風呂。上の写真は、森林浴も楽しめる趣ある露天風呂。朝は野鳥のさえずりが聞こえ、身も心もリフレッシュできます。お湯は源泉掛け流し。肌にやさしい名湯です。
南伊豆の料理宿・花さとの夕食です。料理は、前菜からデザートまで、すべて女将の山田久美子さんが作ります。15年間、都内の料亭に通って懐石料理を学んだというだけあって、どの料理も見るからに手が込んでいて、わくわくするおいしさです。
口取(くちとり)は、胡麻豆腐のアワビ餡かけ。すり鉢に油が出るまで、みがき胡麻をすり、吉野本葛と合わせて、さらに練りあげます。胡麻豆腐ひとつにも手間を惜しまないのが女将のこだわりです。
強肴(しいざかな)は、地元の高級食材・伊勢海老、アワビ、伊豆牛の中からお好みで選べます。伊勢海老とアワビは、お造りや焼き物、ボイルなど、調理方法も選べます。
幻の牛とも呼ばれる伊豆牛(いずぎゅう)。稀少価値が高く、やわらかく深みのある味の赤身が身上。中でもフィレ肉は絶品です。
締めには、宿の名物・金目鯛の土鍋ご飯。ふっくらと焚きあげたご飯に下田のキンメダイ。絶妙な味です。料理は季節や仕入れによって替わります。
料理自慢の女将が作る心づくしのもてなし。宿泊者の口コミ評価が高い理由もうなずけます。
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