東京からJR特急踊り子号で約1時間15分。夏目漱石など文人にも愛された湯処・湯河原温泉。今回ご紹介するのは、清楚で趣のあるたたずまいが印象的な 湯河原リトリート ご縁の杜(ごえんのもり)。野菜と穀物だけを使ったビーガン料理で心と体を整え、癒してくれる温泉宿です。
館内は落ち着いた和の造り。気取らず、ホッとひと息つくには格好の空間です。
部屋数は全部で10室(上の写真はイチバン人気の檜内風呂付き和室10畳)。どのお部屋もゆったりとくつろぐことができます(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
館内にあるお風呂は大浴場と貸切露天風呂。屋上にある貸切露天風呂(上の画像)は温泉ではありませんが、湯河原の温泉街が見渡せる絶景風呂です。風が通り抜けるので、とても気持ちのいい湯あみが楽しめます。
こちら(上の写真)は地下1階にある大浴場。泉質は、カルシウム・ナトリウム―硫酸塩・塩化物泉。万葉の時代からこんこんと湧くいで湯。日ごろの疲れも芯からほぐれます。
お風呂のあとは大浴場の前にある瞑想ライブラリー(上の写真)へ。気軽に寝ころんで読書などを楽しめ、湯上がりに、のんびりくつろげる憩いのスペースです。
ご縁の杜では、毎朝、日の出時刻に、ひらめきが湧く「朝のリトリート瞑想」を行なっています。宿泊者は、無料で参加することかできます。また、真鶴の海岸で行なわれている日の出ツアーにも無料で参加できます(現地まで無料送迎付き)。昇る朝日から自然のパワーを浴びれば、おのずと活力がわいてきます。
湯河原温泉・ご縁の杜の夕食です。もてなしはビーガン料理。ビーガン料理とは、肉・魚・乳製品・卵など動物由来の成分を含まない料理のこと。仕入れているのは、生産者の顔が見えるみずみずしい新鮮獲れたての野菜。食材は日によって替わるので、料理長はその日に仕入れた野菜を見てからメニューを考えていきます。
前菜は、イタリアントマト・サンマルツァーノの赤ワイン煮とフルーツほおずき。サラダは、ひもナスとケール。マスタードフレンチドレッシングでいただきます(料理は季節や仕入れによって替わります)
焼き物は、山芋を皮ごと使ったオーブン焼き。滋養満点の一品(ひとしな)。秋に旬を迎える米茄子(べいなす)は、菜種油(なたねあぶら)で素揚げにして、トマトベースの特製ソースでいただきます。メインはカボチャの色彩盛り。マイタケのソースでいただきます。
〆は、小豆(あずき)と塩を入れて炊いた玄米を三日ほど寝かせる酵素玄米(こうそげんまい)ご飯。寝かせることで酵素の働きが活性化し、体の代謝を高めてくれます。
野菜と穀物だけを使った体にやさしいもてなし。新たな味覚の発見もあります。湯河原リトリート ご縁の杜(Goen no Mori)。女子二人旅や女子一人旅など、女性におすすめしたい温泉宿です。
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