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関東地方の子宝温泉といえば群馬県の伊香保温泉が有名ですが、同じ群馬県内に子宝の湯として知られる温泉があります。今回は、子宝温泉として隠れた人気のある秘湯の一軒宿 宝川温泉 汪泉閣 （たからがわおんせん おうせんかく）をご紹介します。

宝川温泉の汪泉閣というと混浴大露天風呂で有名ですが、4種類ある大露天風呂のうち畳200畳の広さを誇るその名も「子宝の湯」は、赤ちゃんを授かったとのお礼の手紙もたくさん届くほど評判の温泉です。

子宝の湯のある大露天風呂には宿からこの吊り橋を渡って行きます。雪の積もる冬はこの吊り橋も雪に包まれます。吊り橋を渡って露天風呂までの道には鳥居などもあり、ちょっと不思議な空間になっています。

汪泉閣には四種類の大露天風呂場があり、そのうち三つは混浴。子宝の湯も混浴ですが、大露天風呂を利用する女性客は湯あみ着を貸してもらえるので安心です。いっしょに子宝の湯に入るご夫婦もたくさんいらっしゃいます。

畳200畳分という圧倒的な広さを誇る子宝の湯は大自然の中にあるので四季折々の景観が楽しめます。春と夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色に包まれます。

湯あみ着を着用するといっても見ず知らずの男性といっしょにお風呂に入るのはちょっとなんだか抵抗がある、という女性には、女性専用の露天風呂もあります。広さは畳100畳分。24時間入浴が可能です。

宿は、本館・東館・第一別館の三棟あって、昭和の懐かしい雰囲気が漂う趣のある和室です。本館と第一別館は木造。窓から見える自然や宝川のせせらぎが温泉情緒をかもし出します。部屋は予算と人数に応じて さまざまな宿泊プラン の中か選べます。

夕食は、山菜・きのこ・川魚などの山の幸を中心とした炭火焼き料理。川魚はイワナ・ヤマメ・カジカ・イトウなどを焼き魚・お刺身・骨酒などでいただきます。名物は熊鍋（くまなべ）。ここでしか食べられない地元料理です。

朝食はスタンダードな和食。焼き魚・納豆・目玉焼き・お漬け物・ご飯・味噌汁…。焼き魚は自分で焼くので焼きたてが食べられます。朝食は洋食も選べます。ご飯よりもパンが好きなかたは洋食で。

湯治場の雰囲気を今に残す宝川温泉。気分転換を兼ねて子宝温泉に出かけるなら、群馬県にある 宝川温泉の汪泉閣 （おうせんかく）がおすすめです。汪泉閣には 日帰り宿泊プラン もあります。