飴色の濁り湯温泉と海の幸づくしの料理が楽しめる東伊豆の宿
東京から特急踊り子で伊豆高原へ。伊豆高原から伊豆急行に乗り換え大川温泉(おおかわおんせん)へ。今回ご紹介するのは、相模灘に臨む東伊豆の名湯・大川温泉にある全室源泉かけ流し露天風呂付の宿 いさり火(いさりび)
創業から45年。海を望む小高い丘の上にたたずむ落ち着いた風情が人気の湯宿です。
宿に到着すると、相模灘が目の前に広がるロビーラウンジがお出迎え。宿のオリジナルサービスで、ロビーラウンジで、コーヒー・紅茶が無料でいただけます。
客室に入ると、大きく切られた開放的な窓の正面に、相模灘の大海原が広がる宿自慢の絶景が飛び込んできます。のんびりと眺めていれば時がたつのも忘れてしまいそうです(客室のタイプは 宿泊プラン によって選べます)
こちらのお宿は全室に専用の温泉がついています。泉質はナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩泉。伊豆の中では珍しい飴色(あめいろ)の濁り湯です。塩分も濃いめで、しっかりと温まって、ポカポカが持続します。
冷えや乾燥が気になる女性にはおすすめの温泉です。
21時から翌11時まで、二つある大浴場と露天風呂が貸切風呂として、無料で利用できます。大浴場を貸し切りで利用できるとはなんとも贅沢。
伊豆大川温泉いさり火の夕食です。お造りは、地元・大川産の伊勢エビとサザエ。さらにその日に水揚げされたマダイ・メダイ・イサギなど、新鮮な地魚がいただけます。
中皿(なかざら)は、タチウオの手綱焼き(たづなやき)。駿河湾産のタチウオは刺身でもいただけるほど新鮮なもの。そこにひと手間かけるのが料理長のこだわり。
タチウオの身を短冊状に切ってから手綱(たづな)のように編み込んでいきます。ふっくらと焼きあがる独特の調理法で、料理長の技が光ります。
熱物(あつもの)は、和牛と松茸など香りの出るキノコをふんだんに使ったしゃぶしゃぶ。和牛のコクときのこの食感・香りが楽しめます。
御食事(おしょくじ)は、新潟産のお米・こいしぶきを使った金目鯛のお茶漬け。東伊豆の名産・キンメダイを使ったぜいたくな一品。これは絶品です。
朝食はお部屋食。アジ・カマス・エボダイの三種類から選べる地元産の干物や釜炊きご飯、伊勢エビ汁、自家製湯豆腐など、品数も豊富(料理は季節や仕入れによって替わります)
食材の宝庫・伊豆の幸満載の豪華なもてなしと、源泉かけ流しの飴色のにごり湯をを客室露天風呂で楽しめる 東伊豆 大川温泉 いさり火 。チェックアウトは12時なので、ゆったりと過ごすにはおすすめのお宿です。