山形へ温泉旅行に行くなら宿は白布温泉の西屋がおすすめです。
東京から山形新幹線で米沢へ。米沢からバスに乗り換え約50分。今回ご紹介するのは、古くから湯治場として開けた 山形県 白布温泉 西屋(しらぶおんせん にしや)。築二百年の茅葺き屋根の古民家が趣のあるお宿です。
館内の床には籐(とう)が敷き詰められていて、部屋に用意された足袋(たび)で歩くようになっています。これもまた歴史ある宿ならではのもてなしです。
客室は純和風のお部屋。山の湯宿にふさわしい静けさに満ちています。窓の外に立ちのぼる湯煙(ゆけむり)が温泉情緒をかきたてます(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
お部屋でひと息ついたら温泉へ
こちらは宿の自慢の滝風呂。温泉が滝のように流れ落ちています。この滝風呂は打たせ湯として楽しむ人も多いといいます。
泉質は効能豊かな硫黄泉。熱い温泉というとおり源泉は60度。山あいの秘湯の風情が癒しに満ちています。
白布温泉・西屋の夕食です。もてなしは米沢牛の魅力が堪能できるすき焼き膳。前菜は六種盛り。季節の恵みが散りばめられています。盛りつけも粋。
こちらは米沢藩に古くから伝わる山形の郷土料理・冷や汁(ひやじる)。合戦の出陣式に振る舞われたといわれ、米沢の正月料理にもなっています。
メインは米沢牛のすき焼き。どうです、この見事なサシ。これはたまりません。地元だからこそ味わえる極上の米沢牛です。
味付けは自家製の味噌だれ。すき焼きに味噌だれとは珍しいですね。「焼き」というより「煮る」に近い西屋のすき焼き。米沢牛が硬くならない程度に軽く火を通していただきます。口の中でとろけるおいしさです。
地元・山形の地酒もいろいろな銘柄が用意されています。米沢の美味と、湯治場の面影を残す滝風呂で、源泉かけ流しの名湯を満喫。山形県・白布温泉の西屋は一人旅にもおすすめできる湯宿です。
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