奥飛騨温泉郷へプチ湯治を兼ねて一人旅を計画中。いい宿はありますか? それでしたら新平湯温泉(しんひらゆおんせん)の旅館 藤屋(ふじや)がおすすめです。温泉と冷泉の二本の源泉で温冷交替浴が楽しめて、おひとりさま宿泊プランも用意されています。
新平湯温泉・藤屋(岐阜県高山市奥飛騨温泉郷)へのアクセスは、東京・新宿から平湯温泉まで直行の高速バスで約4時間半。車の場合は長野自動車道・松本ICから約1時間。冬場はスタッドレスタイヤまたはタイヤチェーンの携帯が必要です。
木のぬくもりあふれる館内には囲炉裏テーブルや壁掛けの古時計など懐かしい家具や雑貨が置かれ昭和の雰囲気が漂います。
客室は全8室。純和風のお部屋はのんびりとくつろげます。一人旅の温泉旅行にはもってこいの雰囲気。トイレは洋式。ウォシュレットも付いています。お部屋でひと息ついたら宿自慢の温泉へ
藤屋は二本の自家源泉を所有。35度の「ぬる湯=冷泉」(炭酸泉)と、70度の高温泉と35度の低温泉を混合した42度の「あつ湯」を源泉100%掛け流しで楽しめます。お風呂は大浴場と貸切露天風呂があります。
「ぬる湯」(炭酸泉)と「あつ湯」(ナトリウム炭酸水素塩泉)を交互に入る「温冷交替浴」で湯治効果が得られます。ぬる湯の炭酸泉は飲泉もできます。一泊二日の滞在でもプチ湯治を体験できます。
夕食は、築200年の農家の囲炉裏(百姓座敷)をそのまま使った食事処でいただきます。囲炉裏は奥飛騨独特の重厚な柱と梁(はり)。囲炉裏の火は、なんと770年間も燃え続けているという地元・旧家の分火(ぶんか)が使われています。
百姓座敷の囲炉裏を囲んでいただく料理は、奥飛騨の山里の素朴な素材をふんだんに使った「かかさま料理」(おふくろの味)。メインは飛騨牛料理と百姓鍋。
通常は、百姓鍋は鴨鍋になりますが、一人旅宿泊プラン では、百姓鍋は、鴨鍋・地鶏鍋・ぼたん鍋・熊鍋の中からお好きな鍋が選べます。おすすめは熊鍋。ほかではなかなか味わえない逸品です。
「ぬる湯」と「あつ湯」のプチ湯治と、百姓座敷の囲炉裏でいただく「かかさま料理」を心ゆくまで堪能。奥飛騨温泉郷・新平湯温泉 藤屋 は、一人旅が満喫できるおひとりさま歓迎の湯宿です。