東京・新宿から高速バスで約2時間半。長い歴史をもつ群馬の名湯・伊香保温泉(いかほおんせん)。町の中心にある石段街は温泉情緒にあふれています。
今回ご紹介するのは石段街から徒歩約10分、伊香保温泉の入口にたたずむ ホテル松本楼(まつもとろう)。2015年の7月にリニューアルされ新たな空間が生まれました。
大正浪漫あふれるロビーフロアや廊下は、日本画家・竹久夢二(たけひさゆめじ)のデザインが随所に使われ、心なごむ空間になっています。
こちらの客室(上の写真)はリニューアルされた開放感あふれる和室12畳のお部屋・禁煙客室。大きく切られた窓からの眺望も抜群。遠く谷川連峰も望めます(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
宿の自慢は温泉。大浴場(上の画像)と露天風呂、それぞれに二種類の泉質のお風呂があり、それぞれ肌触りが違うので、交互に入って楽しむことができます。
黄金の湯(こがねのゆ)の泉質は、カルシウム・ナトリウム―硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉。伊香保に昔から湧いている茶褐色のにごり湯で、とにかく体が温まります。
こちら(上の写真)は上州の山々を見渡す絶景の露天風呂。伊香保の名湯を源泉掛け流しで思う存分、堪能することができます。
伊香保温泉ホテル松本楼の夕食です。ご覧ください。なんとも華麗なもてなし。器にもこだわり大正浪漫の香りが漂います。旬菜は、みゆきごぼうと柚子豆腐・梅ダレかけほうれん草・ふきと油揚げのおひたしなど。
お造りは、築地から直送された新鮮な魚に群馬の特産ギンヒカリなど。洋皿は上州牛ヒレ肉の洋ネギ巻き。フォアグラと大根のマスタードソースでいただきます(料理は季節や仕入れによって替わります)
ふっくらと焼きあげられたのはサワラのみりん焼き。こらちはなめらかなジャガイモのクリームソースでいただきます。温物(あつもの)は地鶏と里芋を使った銀あんかけまんじゅう。食感豊かな一品(いっぴん)です。
〆の食事は松本楼ハヤシライスか季節の炊き込みご飯の好きなほうを選ぶことができます。ハヤシライスは松本楼で代々受け継がれている名物料理。玉ねぎの甘みと牛肉の旨みが凝縮されています。
彩り豊かなハイカラ御膳。大正浪漫にあふれるホテル松本楼のもてなしです。
伊香保温泉ホテル松本楼の口コミを見てみる
ホテル松本楼は赤ちゃん連れも大歓迎。館内には授乳室が完備されているほかベビー用品貸し出しも行なっています。板前さんが離乳食を作ってくれる 離乳食プラン も用意されています。