天橋立(京都府宮津市)松島(宮城県松島町)と並んで日本三景のひとつに数えられる広島県・安芸(あき)の宮島を代表する世界遺産・厳島神社(いつくしまじんじゃ)。ちなみに島の正式名称は厳島(いつくしま)
今回ご紹介するのは、安政元年(あんせいがんねん=1854年)創業の みやじまの宿 岩惣(いわそう)。江戸時代から続く老舗旅館で、160年の歴史と伝統が建物のそこかしこに感じられます。
厳島神社へは徒歩3分と便利な立地です。
客室は本館・新館・離れに分かれています。こちらのお部屋(上の写真)は本館。一部屋ごとに趣の異なる昭和初期の木造建築で、自然を愛でながら美しいロケーションが、旅人に心地よい安らぎを与えてくれる由緒あるお部屋です。
客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます。
お風呂は大浴場と露天風呂。お風呂のお湯は、宮島では稀少な温泉・若宮温泉(わかみやおんせん)。ラドン成分を含み肌がツヤツヤになると評判の温泉です。夜の露天風呂ではライトアップされた原始林を眺めながら湯浴みが楽しめます。
みやじまの宿・岩惣(いわそう)の夕食です。京懐石で腕を磨きあげた料理長が作る目にも美しい懐石料理をお部屋食でいただきます。広島の食材にこだわった海の幸・山の幸が食卓を彩ります。
蠣(かき)や穴子(あなご)をはじめ合鴨の燻製や和牛のセイロ蒸しのほか、サクサクした食感が楽しめるクワイと鶏ミンチのコロッケなど、約10品の料理がいただけます(料理は季節や仕入れによって替わります)
夕食のあとは宿の送迎バスで宮島・厳島神社のナイトクルーズへ。塩が満ちたとき、海に建つ大鳥居を船で通り、昔ながらの正式な参拝でお参りをします。ライトアップされた幻想的な大鳥居。宮島ならではの神秘的で厳かな時間です。