タウン情報誌で見つけた越谷のカフェ&ギャラリー「水庵」(すいあん)。場所は埼玉県越谷市・しらこばと水上公園そば。お店の紹介ページに載っていた「水庵弁当」という宝石箱のような和食ランチが食べたくて、2016年3月16日、お友だちの真由美さんを誘って行ってきました。
ランチメニューはカレーやホットサンドもあるようですが、お目当ては水庵弁当。雑誌によると、水庵弁当は人気なので、お昼前には売り切れてしまう日も多いとか。画像を見てもわかる気がします。
確実に食べたい場合は、電話予約をしておいたほうがいいようなので、私も電話で水庵弁当を11時半に二つ予約をして、車で真由美さんと水庵に向かいました。
ナビに水庵の住所をセットしてみると、越谷市にある「しらこばと水上公園」に隣接した位置に印が出ました。お店に到着すると、ほんとうに、水上公園入口バス停の真ん前にあり、こんなところにあったんだ?!とびっくり。お店を横切るように進むと、お店の横に24台停められる広い駐車場があります。駐車場に車を駐めてお店の入り口へ。
お店の外観は、ちょっとおしゃれな和の雰囲気もあり、どこか温かでもあります。ドアの横には、からし菜が100円で販売中。帰りに買っていこうかな。店内はどうなっているのか期待が膨らみます。ペット&ベビーカーはご遠慮くださいとのメッセージもありました。
入口のドアを開くとすぐにご主人と目が会い「いらっしゃいませ~」と迎えてくれました。左手には小物や衣類の販売コーナーがあります。あとで聞いたところ、販売されている品物はすべて作家さんの作品だということでした。サラッと見せていただきましたが、どれも一点ものの個性的な作品ばかり。
外観も店内もカウンターや椅子など、すべてが木のぬくもり満載。四人掛けテーブル席が三つとカウンター席、そして奥には六人から八人が座れるテーブルがある個室がひとつ。
こちらはその奥の個室です。ママ友ランチには最適ですね。ランチタイムにはまだ少し時間があり、お客さんもいなかったので、見せていただくことができました。こちらにも作家さんの作品が展示販売されていて作品を眺めながらお食事やお茶ができるようになっています。
作家さんの作品といえば、こちらの手まり風の和飾りはご主人が作った作品だそうです。
私と真由美さんが座った席の窓際にも蓮(はす)の実に色鮮やかな布で細工したかわいい作品がありました。「それも私が作ったんですよ」とご主人。
そしてこちらはなんと奥様の作品だそうで、本物のお花の押し花を使って作られたという作品に驚きです。ご夫婦揃っての多才さに感心するばかり。店内は手作りの作品がいたるところに飾られ、さながら美術館に来ているようでもあります。
こちらは私たちが座わらせていただいたテーブル席。四人掛けの席を予約席として確保してくださっていました。ありがたいですね。私と真由美さんが席についたときは、お客さんも数人でしたが、ランチタイムが始まると次々と「水庵弁当」「お弁当ね」「お弁当ある?」と、ランチの水庵弁当を目当てにお客さんがどんどん訪れます。
そのうちあっというまに「すみません、もうお弁当はそろそろ終わりです」ということになり、私と真由美さんは「電話で予約しておいてよかったね」と顔を見合わせました。
水庵弁当は毎月メニューが変わるそうで、今月(三月)は、ごぼうとネギの春巻き、自家製切干大根、春菊の白和え、まめ豆サラダ、春のちらし寿司、お吸い物。さらにデザートのちょっぴりケーキと飲み物もついています。楽しみ。
水庵弁当が運ばれてきました。