東京からJR外房線・特急ビューわかしおで約1時間半。今回ご紹介するのは、豊かな海の幸をもたらす大海原か魅力の南房総・勝浦にある 緑水亭勝浦別館 翠海(すいか)。南国リゾートを思わせる別荘地に2016年3月24日にニューオープンした宿です。
真新しい館内は、どこも明るくて開放的。広々としたロビーラウンジでは、陽光に輝く南房総の情景を眺めながらゆったりとくつろげます。
およそ3,000坪の敷地をぜいたくに使った空間は、まさにリゾート気分満点。宿のオリジナルサービスで、生ビール・ウーロン茶・ジュース・コーヒー・紅茶など、お好みのウェルカムドリンクがサービスされます。
客室は趣の異なる8タイプ。どのお部屋も日当たりがよく落ち着いた空間で、ゆったりと寛ぐことがてきます。露天風呂付き客室もあります(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
温泉は、美肌成分と呼ばれるメタケイ酸を多く含んでいて、やさしい肌心地が特徴。リフレッシュでき、湯上がりが気持ちのいいお湯です。
山の緑を眺める露天風呂や洗い場が畳敷きになった大浴場、広めの貸切風呂が二つあるなど、どのお風呂も宿泊者に好評です。
南房総・勝浦翠海(すいか)の夕食です。評判なのが、地元の近隣三漁港に揚がった飛びきり新鮮な海の幸。房総キンメダイ・メダイ・クロムツ・イサキ・アワビ・伊勢海老など、高級魚介がずらりと並びます。
まずはお造りの七種盛り。房総キンメダイ・アワビ・イセエビ・メダイ…。どれも新鮮。魚好きにはたまりません。口変りの伊勢海老は、ボイルして、上品なサラダ仕立てでいただきます。
中皿は、ふぐの白子や身をたっぷりと使った茶碗蒸し。ぜいたくな旨みと、とろけるような舌触りのぜいたくな一品(ひとしな)です。
メイン料理は鮑(あわび)または伊勢海老のお好きな食材を選べます。こちら(上の写真)は活きアワビの酒蒸し。アワビには気の毒ですが、もっともやわらかくなるのが日本酒に入れて蒸し焼きにする酒蒸し。
旨みを逃さず、その醍醐味を余すところなく堪能できます。外房の海の味覚を代表する逸品。お好みで、バターやレモンをかけていただきます。
こちら(上の画像)は翠海(すいか)自慢の金目鯛の姿煮。勝浦で獲れた房総キンメダイを秘伝のタレでじっくりと甘辛く煮た姿煮は、やさしい甘みで、身もふっくら。これはたまりません。
食事は房総の郷土料理・なめろう。キンメダイとメダイを使い、味噌やネギを加えて、包丁で叩いたもの。それをご飯に載せてお茶漬けに。さんざん食べたあとでもサラサラといただけます(日によってなめろうに使う魚の種類は変わります)
豊かな海の幸と心おきなく味わえるぜいたくなもてなし。満足できます。
緑水亭勝浦別館 翠海(すいか)の口コミを見てみる