1200年の歴史を誇る栃木県の名湯・塩原温泉。今回ご紹介するのは、全室離れの料理宿・楓音。読み方は「かのん」。2017年の1月にニューオープンしたばかり。全室温泉露天風呂付き。すべてのお部屋が箒川(ほうきがわ)に面した趣ある造りになっています。
安らぎとぬくもりを感じさせるロビーラウンジ。
こちら(上の写真)はロビーラウンジに設けられているフリードリンクコーナー。ソフトドリンクのみならず生ビールも無料でいただけます。しかも客室に持ち込みもOK。これはうれしいサービスですね(ソフトドリンクは15時から翌11時まで。生ビールは15時から17時30分と21時から22時まで)
客室は全部で7部屋。全室が温泉露天風呂付きの離れになっています。こちら(上の画像)のお部屋はセミダブルのローベッドも心地よく、ゆったりとくつろげる和洋室。離れとあって気兼ねなく大切な人と休日を過ごせます(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
客室の露天風呂に注がれるのは二本の源泉を合わせた加水なしの温泉で、泉質はナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉。美肌をつくるといわれるメタケイ酸が豊富に含まれているので、入浴後に肌をさわるとつるつるします。
塩原温泉・楓音(かのん)の夕食です。もてなしは山海の恵みを活かした創作懐石。海の幸は毎日、石川県から直送で仕入れたもので、鮮度も抜群。地の食材との取り合わせも絶妙です。
煮物はノドグロと里芋の泡雪蒸し。里芋の食感と脂の乗ったノドグロの旨みが相まって新たな味覚が広がります。焼き物は魚介や牛肉のどちらかをお好みで選べます。魚介は温泉トラフグ、牛肉はとちぎ和牛。どちらも郷土の逸品です(料理は季節や仕入れによって替わります)
肉料理で使われるのは、とちぎ和牛(上の写真)。買い付けているのは最上級のA5ランク。サシも見事。まさに郷土のほまれ。とろけるような味わいを楽しめます。魚料理は温泉トラフグの炭火焼き。那珂川町(なかがわまち)に湧く塩分を含んだ温泉で育てたトラフグは天然物に勝るとも劣らないといわれる一級品。今や栃木の特産品にもなっています。
郷土の味覚に旬の幸。これに勝るもてなしはちょっとありません。2017年1月ニューオープンの宿・楓音(かのん)。全室が温泉露天風呂付き離れのお部屋なので、塩原温泉で、大切な人と休日を過ごすならおすすめのお宿です。
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