予約が絶えない軽井沢の高級リゾート<コンセプトは非日常>


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星のや 軽井沢

今、日本のホテル界に旋風を巻き起こしている星のや。せわしない日常に疲れ切った現代人を癒す家族の非日常や何もしないぜいたくがコンセプトの高級リゾートです。全国展開する星野リゾートの発祥の地は軽井沢。大正3年(1914年)に、3年かけて温泉を掘り当て創業した星野温泉旅館がその第一歩。

敷地 それからおよそ90年後、平成17年(2006年)にオープンした以来、予約が絶えないのが、星のや軽井沢(ほしのやかるいざわ)。人気の秘密は究極の非日常を実現するためのきめ細やかな仕掛の数々。自然の川が流れる1万3,000坪もの広大な敷地を歩けば、聞こえてくるのは水のせせらぎと野鳥の鳴き声だけ。まさに山あいの理想郷です。

星のや軽井沢 施設概要



ラウンジ

フロントのある建物の2階へ足を運べば、宿泊客が自由に使えるラウンジが。ゆっくりと寝ながら、ふかふかのソファーで好きな本やCDが楽しめます。その隣には、いつでも自由に利用できるドリンクコーナーがあります。お菓子はもちろんスパークリングワインやハーブティーも自由に飲むことができます。

レセプション

星のや軽井沢を訪れたらはじめに通されるのがレセプション。木の香りのお香、心癒される音楽、そしてフルーツのスパークリング…。五感を刺激し、日常を忘れる準備をします。そして、非日常を忘れる準備ができたら敷地内を散策しながら客室へ向かいます。否が応でも期待が高まります。

客室

谷あいに点在する客室はすべて隠れ家風の造りで、日の明るさが感じられよう部屋の窓は大きく、照明はあえて暗めになっています。お部屋の中にはゆったりと家具が配置されています(客室のタイプは宿泊プランの中から選べます)


星のや軽井沢 宿泊プラン



水行燈

こちら(上の写真)はテラスから眺める夜の星のや。水面にゆらめく水行燈(みずあんどん)が創り出す幻想的な風景に癒されます。まさに日常を忘れさせてくれる光景です。

トンボの湯

星のや軽井沢に宿泊したらぜひ寄りたい場所は敷地内にあるトンボの湯。大正時代から湧き出る源泉掛け流しの立ち寄り湯です。内湯の大きな窓から眺める景色はまるで自然のふすま絵のよう。なめらかな泉質のお湯は、北原白秋や与謝野晶子も愛した美肌の名湯です。

料理(先付け)

星のや軽井沢の夕食です。先付けは目にもおいしい高原野菜を使った吹き寄せ。二品目は夏鴨(なつがも)と水茄子(みずなす)の煮物椀。強肴(しいざかな)は二時間オーブンで焼きあげた嬬恋(つまごい)キャベツ。甘みと葉のやわらかさが際立ちます。

料理(八寸)

続いては人気の八寸。とりわけお酒をたしなむ宿泊客に喜ばれています。あっさりとした水蛸(みずだこ)の夏らしい酢の物に、胡桃味噌(くるみみそ)がアクセントの野菜サラダ。マスカットとトマトは白和えでいただきます。

料理(和会席)

季節のお造りは、おしい海と山の魚。マグロは濃厚でとろけるような舌触り。甘みと酸味が絶妙なバランスで広がります。鯉(こい)は信州の味噌たまりで漬け込み少しのくさみもありません。もぎたてをそのまま食べているかのようなトウモロコシのお豆腐は山葵(わさび)オイルでいただきます。

そして〆は食欲をそそるうなぎととゴボウの香りがクセになる鰻ご飯。お茶漬けでいただくのが料理長のおすすめ。さっぱりといただけます。デザートは自家製ソースをあしらった桃と白樺の樹液を葛(くず)で固めた水まんじゅう。心からの休息が得られる懐石料理です(料理は季節や仕入れによって替わります)

朝食

朝食はテラスで棚田(たなだ)を眺めながらいただきます。季節の野菜をふんだんに使ったやさしい味の和食膳。素材の旨みを引き出す調理で仕立てた目にも鮮やかな、体の芯から元気になる料理の数々。豆乳の豆腐鍋は、やわらか豆腐とシャキシャキ高原野菜の食感の違いが楽しめます。

星のや軽井沢

きめ細やかな極上のもてなしに非日常の時間を過ごせる星のや軽井沢。予約が絶えない理由もうなずけます。


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賢治

投稿者プロフィール

埼玉県在住。1956年生まれ。自由業。定年前に勢いで会社を辞めて自由人になった還暦おやじ。趣味は中国古典の翻訳。家族五人

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