憧れの宿<九州>雲仙観光ホテルを写真で紹介|館内・客室・風呂・食事…


記事内に広告を含みます
憧れの宿|雲仙観光ホテル

長崎県雲仙市(うんぜんし)にある 雲仙観光ホテル。昭和10年(1935年)創業。赤い屋根と丸太の骨組みのモダンな外観。東洋と西洋の文化が融合したたたずまい。一度は泊まってみたい憧れの宿として九州を代表する老舗のクラシックホテルです。

外観 雲仙観光ホテルのいちばんの特徴はヨーロッパのホテルを思わせる外観。スイスのシャレー方式を採り入れた山小屋風のデザインの建物は、雲仙の溶岩石や杉の丸太などを使い、木造の骨組みを外部に出すハーフティンバー技法を採用。2003年には登録有形文化財にも認定されました。

客室 客室はクラシックな造りですが、宿泊客にやさしくリニューアルされた部分もあります。昔ながらの柱やインテリアはそのまま。ヨーロッパのエレガントな雰囲気と山小屋風の素朴さが調和した造りになっています(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)

ホール お部屋で旅の荷をほどいたら館内を見学しましょう。廊下やホールは広々としていて優雅な雰囲気。随所で歴史と伝統を感じることができます。

階段 こちら(上の画像)は、玄関正面から入ったところにある中央階段。威風堂々と宿泊客を出迎えてくれます。階段の柱は手斧削り(ちょうなけずり)という日本の伝統技法が使われていて、このあたりが雲仙観光ホテルならではの魅力。まさに和洋折衷のクラシックホテルです。

ロビー 中央階段を降りると広々としたラウンジとロビー。上の写真はロビー。ロビーは客船のデッキをイメージして造られたそうです。

調度品 年月とともに艶(つや)をまとった床や柱。調度品ひとつをとっても歴史を感じます。

パンフレット ロビーには、創業当時のパンフレットなど貴重な資料も展示されています。

図書室 こちら(上の画像)は図書室。あくせすせず、こういう空間で午後のひとときをひとり静かに過ごすのもいいものです。

映写室 図書室の名画DVDを映写室で優雅に観ることもできます。

ビリヤード場 入口に撞球室(とうきゅうしつ)と書かれたこちらのお部屋はビリヤード場。開業当時、ビリヤード場(撞球室)は紳士淑女が集う社交場でした。

特別室 こちら(上の写真)は特別室。昭和36年(1961年)に昭和天皇皇后両陛下がお泊まりになられたという気品あふれるお部屋です。

温泉浴室 館内巡りを終えたら温泉へ。浴室は、ドーム型の天井にステンドグラス、タイルはアールデコ調という洋館にふさわしい造り。源泉は雲仙の地獄温泉。源泉温度が93.5度と高温なので、加水をして温度調節をしています。

湯船 さすが名湯の源泉掛け流し。お湯はなめらかでやわらかな肌触り。泉質は酸性で、鉄・硫黄・アルミニウムを含む硫酸塩泉。効能は、慢性皮膚病・慢性婦人病・神経痛・関節痛・打ち身・切り傷・その他もろもろ…。

露天風呂 こちらは露天風呂。開放感あふれる湯船。さわなかな雲仙の空気を感じながら掛け流しのやわらかな湯に身をゆだねる。洋式ホテルに滞在しながら日本ならではの湯浴みもできる。まさにここでしか味わうことのできない旅の楽しみです。

ダイニングルーム 夕食はダイニングで。高い天井と磨かれた木の床。さすがにクラシックホテルのダイニングルームです。夕食はフランス料理のフルコースまたは日本料理を 宿泊プラン によって選べます。

料亭 日本料理はダイニングルームではなく料亭でいただきます。料理人と会話を楽しみながら食事ができるカウンター席もあります。

バー 夕食後はバーでグラスを傾けましょう。創業当時の面影をしのばせる重厚なムード。ぜいたくな大人の時間が過ぎていきます。

貸切風呂 翌朝は、朝食前に、完全予約制の貸切風呂で朝湯を楽しみましょう。竹を基調としたモダンなデザイン。雲仙の名湯をひとり占め。なんともせいたく。

朝食 朝食は洋食と和食のどちらかを選べます(上の写真は洋食コース)

エントランス 日本の温泉文化とヨーロッパのクラシックホテルのセンスが融合した雲仙ならではのぜいたくな宿。雲仙観光ホテル。一度は泊まってみたい憧れの宿です。

雲仙観光ホテルの宿泊プランを見てみる


雲仙観光ホテルの食事雲仙観光ホテルの歴史

賢治

投稿者プロフィール

埼玉県在住。1956年生まれ。自由業。定年前に勢いで会社を辞めて自由人になった還暦おやじ。趣味は中国古典の翻訳。家族五人

この著者の最新の記事

関連記事

広告

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 熱川YOU湯ビーチ

    熱川大和館は海水浴場が目の前なので夏休みの家族旅行におすすめです。

アーカイブ

アーカイブ

ページ上部へ戻る