長野県飯田市の南・阿智村(あちむら)。中央アルプスの山あいの静かな村が日本一星空のきれいな村として人気沸騰。きっかけは環境省がもっとも星が輝いて見える場所の第一位に阿智村を認定したことでした。ゴンドラで行く星空観察( 日本一の星空ナイトツアー )が大当たり。日本一の星空を見ようと、阿智村の温泉郷・昼神温泉(ひるがみおんせん)もにぎわっています。
今回ご紹介するのは、昼神温泉にある阿智川のせせらぎが聞こえる宿 昼神の棲 玄竹(ひるがみのすみか くろたけ)。立派な門が目印です。
館内の太い梁(はり)や柱に、どこか懐かしい照明器具やビロード張りの椅子。大正浪漫コンセプトにしています。
客室も遠い昔の趣があります。懐かしいしつらえは時間旅行に誘う仕掛けなのです(客室のタイプは 宿泊ブラン の中から選べます)。お部屋でひと息ついたらお風呂へ
部屋にお風呂が付いているので誰に気兼ねすることなく湯船につかれます。日本一星空のきれいな村の温泉はトロリ美人の湯。空気も澄んでいるし、体の中からきれいになれそうです。お風呂から出たら星空観測にそなえて早めの夕ご飯。
昼神の棲 玄竹の夕食です。もてなしは南信州のおいしい食材を使った創作料理。料理人が腕が光る料理が食卓を彩ります。
まずは信州名物の馬刺し。牛肉よりも口どけがよく舌の上でとろけます。山の味覚たっぷりのおこわは季節を感じます。
こちら(上の写真)は宿の名物料理・鍬焼き(くわやき)。昔は農作業の合間に鍬を使って肉や野菜を焼いたそうです。鍬焼きは朴葉味噌(ほおばみそ)でいただきます。
夕食を終えたら星を見に行きましょう。玄竹では、ゴンドラで行く星空ツアー場所とは違うとっておきの知る人ぞ知る星空スポットまで車で送迎してくれる企画もあります。