新宿から特急あずさで松本へ。松本からバスに乗り換え約20分。のどかな山間にたたずむ信州・美ヶ原温泉(うつくしがはらおんせん)。今回ご紹介するのは 鄙の宿 金宇館(ひなのやど かなうかん)。昭和3年(1928年)創業の老舗旅館です。
館内は創業当時のたたずまいを残すレトロな雰囲気。
客室は全7部屋。こちらの客室(上の写真)は、昭和7年に増築されたという辻堂の間(つじどうのま)。入って右側が和室、左側が洋室になっています。
和室の床の間は竹。ウッディな雰囲気の洋室にも桜の木で造られた床の間があります。窓も昔のまま。郷愁ただようお部屋です(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
館内のお風呂もタイル張りで昭和の趣(おもむき)。宿の初代が掘り当てたというお湯はアルカリ性単純温泉。冷えた体を芯から温めてくれます。
内湯の外にはなんと洞窟風呂が。秘境ムード満点の湯浴みが楽しめます。
美ヶ原温泉・金宇館(かなうかん)の夕食です。もてなしは、個室でいただく旬の食材を散りばめた懐石料理。
八寸は、自家製の塩辛・イクラ寿司・あん肝のポン酢醤油かけ・サンマの肝醤油焼き・ナス田楽など。
お造りは信州名物・シナノユキマス(信濃雪鱒)
焼き物はユズの香りが食欲をそそる銀ダラの幽庵焼き(ゆうあんやき)
こちら(上の画像)は、椎茸の利休揚げ。利休揚げとはゴマをまぶして揚げたもの。シイタケにはさんでいるのはホタテのすり身と大葉です。メインは信州牛のサーロイン。これはたまりません。
信州の旬の美味を堪能。料理の口コミ評価が高いのもうなづけます。
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