茨城との県境にほど近い栃木県・馬頭温泉。馬頭温泉の読み方は「ばとうおんせん」と読みます。今回ご紹介するのは馬頭温泉の宿・いさみ館(いさみかん)。美肌の湯と創作田舎料理で心癒される民芸調の風情ある一軒宿です。
館内は、築150年を超す古民家の古材を使った造り。田舎家の団らんを象徴するように、ロビー中央に据えられた昔ながらの囲炉裏が宿泊者を出迎えてくれます。
客室は、梁(はり)を見せる高い天井など、歴史を刻んだ木のぬくもりが感じられる空間。窓からは那珂川(なかがわ)を一望。那須の山麓を源とし、やがては太平洋にそそがれる那珂川。その流れを見渡せる眺望にも心ひかれます(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
馬頭温泉は、夕焼け温泉郷とも呼ばれ、夕焼けスポットとしても有名。いさみ館では、全客室・大浴場からも夕焼けが見られます。自慢の温泉は、肌にやさしく、美人の湯とも呼ばれ、女性にはことのほか人気があります(上の画像は女湯の露天風呂)
いさみ館のモットーは健康への気づかい。効果のさまざまな漢方薬酒が20種類も用意されています。宿のオリジナルサービスとして、漢方酒をひとり一杯、効能に合わせ、お好みのものが選べます。
馬頭温泉・いさみ館の夕食です。地元産の食材に徹底的にこだわり、有機野菜やプレミアムヤシオマスなどの淡水魚・そば・ぼたん鍋などが食卓にずらりと並びます。味付けは、手が込んでいるうえに繊細で、汁の一滴まで残したくないくらい。これぞもてなしの創作田舎料理です。
たとえば先付けで出てくる有機ヤーコンのきんぴら。アンデス産のヤーコン。インカ帝国の時代から親しまれていたとか。食物繊維やミネラルを豊富に含んだ健康野菜です(料理は季節や仕入れによって替わります)
夕食を終えた憩いの夜には、もうひとつお楽しみがあります。19時から21時までの時間、囲炉裏端で「かっぽ酒」(かっぽざけ)がふるまわれます。馬頭温泉(ばとうおんせん)の一軒宿・いさみ館。美肌の湯と心づくしのもてなしに体の芯まで温まります。
馬頭温泉 いさみ館の宿泊ブランを見てみる