山梨県の北西・甲府盆地の一画に位置する甲斐市。訪れる人を富士山が出迎えてくれます。今回ご紹介するのは、山梨県甲斐市の小高い丘の上に建つ ホテル神の湯温泉(かみのゆおんせん)。富士山一望の眺望と、貸切風呂や露天風呂など、11種類のお風呂を源泉掛け流しで楽しめるお宿です。
客室は和室中心の落ち着いた造り(上の写真は富士山ビューの和室)。お部屋のタイプは 宿泊プラン の中から選べます。ホテル神の湯温泉の創業は1972年(昭和47年)。この場所に温泉を掘り当て、宿を建てた当時、周囲は桑畑でしたが、やがて民家が建ちはじめ、畑が住宅街に様変わり。今では甲斐市の街並みを見下ろす一軒宿となりました。
ホテル神の湯温泉の自慢はお風呂。11種類のお風呂を源泉掛け流しで楽しめます。こちらは貸切風呂の大樽風呂(おおだるぶろ)。水に強く、丈夫な高野槙(こうやまき)が使われています。泉質は、ナトリウム成分が多い無色透明のさらっとしたお湯です。この大樽風呂はカップルにおすすめの貸切風呂です。
創業当時の源泉は、40度の食塩泉でしたが、11年前に、45度の源泉を掘り当てました。上の画像は大浴場。七つの湯船があり、それぞれお湯の温度が違います。少し熱めの高温泉、入りやすい温度の中温泉、そして、ぬるめの低温泉は、じっくりと入ることができます。
こちら(上の写真)は、岩作の露天風呂。富士川の天然石を積み上げた野趣あふれる露天風呂です。お湯は少しぬるめになっています。もちろん源泉掛け流しです。
ホテル神の湯温泉の夕食です。山梨の食材にこだわった料理が並びます。食事は部屋食または食事処で。美しく盛り付けられたお造り。中でも宿のおすすめは甲斐サーモンのお刺身。甲州サーモンとは、山梨の名水で育てられた大ぶりのニジマスのこと。上品な味わいながら脂ものっているのが特徴です(料理は季節や仕入れによって替わります)
こちら(上の写真)は、甲州ワイン豚(こうしゅうわいんとん)のせいろ蒸し。白ワインを一日2回飲ませて育てた甲州ワイン豚。肉の臭みがなく、やわらかいのが特徴です。
夕食を食べ終わって、ひと息ついたら、寝る前にもうひと風呂。こちら(上の画像)は、絶景の貸切露天風呂。湯船は信楽焼(しがらきやき)。眼下に広がる甲斐市の夜景をひとり占めできます。ホテル神の湯温泉。カップルやご夫婦での温泉旅行におすすめの一軒宿です。
ホテル神の湯温泉の宿泊プランを見てみる