東京・新宿からJR特急あずさで約2時間25分。神秘の湖・諏訪湖のほとりに湧く名湯・下諏訪温泉(しもすわおんせん)。甲州街道と中山道が交わる下諏訪は、古くから宿場町として多くの旅人を迎えてきました。街並みにも往時の面影が残されています。
今回ご紹介するのは、信州しもすわ温泉・ぎん月(ぎんげつ)。元は割烹料理屋という料理自慢の旅館です。
下諏訪宿(しもすわじゅく)は、最盛期には温泉宿が軒を連ね、行き交う旅人たちを迎えてきました。そのにぎわいともてなしの心は今もぎん月の落ち着いた風情とたたずまいの中にしっかりと息づいています。
宿のオリジナルサービスで、女性にかぎり色浴衣が選べます。どれもシックな色合い。これぞ大人のたしなみです。
客室は和室と和洋室。上の写真は和室。広さもじゅうぶん。のんびりとくつろぎの時が過ごせます(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
錦鯉が優雅に泳ぐ日本庭園の先にあるのが露天風呂。木の香(か)ただよう和の風情で心もなごみます。冬は雪見露天風呂に(上の画像)。江戸時代の温泉番付表で東の小結になった名湯・綿の湯(わたのゆ)を源泉掛け流しで楽しめます。
下諏訪温泉ぎん月の夕食です。研究熱心な料理長による料理には、細部まで手の込んだ造りで、元料理割烹ということもあり、料理には定評があります。
お造りは郷土の誉れ・信州サーモンと信濃雪鱒(しなのゆきます)。鮮度も抜群。蒸し物はハマグリとタケノコの豆腐。豆乳を使って蒸しあげています。焼き物は信州サーモンと信州りんごのパイ包み。料理長自慢の一品(ひとしな)です。料理は季節や仕入れによって替わります。
メイン料理は国産和牛の石焼き。すりおろしたタマネギとニンニクの入った信州味噌の自家製だれとハープ入れの岩塩でいただきます。ボリュームとともに味ももちろん折り紙付き。旨そうな焼き音と甘い香りが食欲を誘います。
信州の食材をふんだんに使った心満たされる会席の膳。数多くの賞を受賞した料理長の技も光ります。下諏訪温泉に宿泊するなら料理が評判の宿・ぎん月がおすすめです。お得に泊まれる宿泊プランも数多く用意されています。
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