山梨県有数の湯の町・石和温泉(いさわおんせん)。56年前(昭和36年)に、ぶどう畑で発見されて以来、温泉観光地として発展してきました。今回ご紹介するのは、石和温泉 銘石の宿 かげつ 。創業は昭和38年(1963年)。銘石の宿(めいせきのやど)と名乗るとおり、巨石や奇岩が配された大浴場や露天風呂に癒される宿です。
客室は数寄屋造りの和室。巨石・奇岩が配された日本庭園が望めるお部屋や応接室の奥に専用の露天風呂が付いた珍しい造りの客室など、趣の異なるお部屋が用意されています(客室のタイプは 宿泊プラン の中から選べます)
こちら(上の写真)は客室露天風呂。日本庭園とつながる非日常の空間の中で、自分だけの時間がゆったりと流れていきます。泉質は無色透明のアルカリ性単純温泉。さらりと肌に馴染んで、とっても気持ちのいいお湯です。
宿の自慢は、6,000坪の敷地に配された日本庭園。すべての部屋から楽しめるように工夫されています。庭の一角には、全国から集めた珍しい巨石や奇岩が置かれています。先代が、石をテーマにした宿を造りたいと、40年かけて仕上げた石の世界。重いものは、ひとつ30トンもあるそうです。
こちら(上の画像)は、石造りの大浴場。積み重ねられた巨石の迫力に圧倒されます。南アルプスの山麓で産出された白鳳石(はくほうせき)。まだら模様が特徴で、観賞用として、庭石などにも使われています。
大浴場とつながっている露天風呂にも巨石や巨岩が積み上げられています(上の写真)。露天風呂の一角には洞窟風呂もあります。岩に囲まれていると、とても落ち着きます。まさにパワースポット。
夕食は食事処で。旬の食材をふんだんに使った季節の会席料理がいただけます。厳選した甲州牛を溶岩プレートで焼きあげる甲州牛の溶岩焼きや、ほうとうのつけ麺ともいえる郷土料理の「おざら」など、地元ならではの料理でもてなしてくれます。
石和温泉 銘石の宿 かげつ。石に寄り添い、石に癒されるお宿です。住所は山梨県笛吹市石和町。アクセスは、車では、中央自動車道・一宮御坂ICから10分、電車では、JR中央本線・石和温泉駅から送迎車で5分です。
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