日本書紀にも登場する名湯・有馬温泉(ありまおんせん)。今回ご紹介するのは、有馬温泉の隠れ宿・ホテル花小宿(はなこやど)。貸切風呂と料理が評判のレトロモダンな温泉宿です。
宿は昭和30年代に建てられた木造建築を改築したもの。温泉街の奥にあり、とても静かで落ち着きます。
部屋数は全9室。こちら(上の写真)はベッドルームとソファのある洋室。ガラス戸からは淡い光が射し込んできます(客室のタイプは宿泊プランの中から選べます)
館内には二つの貸切風呂があり、あいていればいつでも利用することができます。湯船は金泉と沸かし湯。塩分が豊富で身体を温めてくれる金泉は昔から子宝の湯と言われてきました。金泉の隣にある湯船は温泉ではありませんが五右衛門風呂になっています。金泉は成分が濃い温泉なので上がり湯にはちょうどいい湯加減です。
こちら(上の画像)は、もうひとつの貸切風呂。壁にはタイルで人魚が描かれています。この人魚のタイル画は戦後まもないころからあったそうです。こちらの貸切風呂にも金泉と沸かし湯の二つの湯船があります。
夕食は食事処でいただきます。食事処はカウンターのある割烹風の造り。旬の食材をあざやかに盛り付けた会席料理でもてなしてくれます。
焼き物は、炭火でじっくりと調理して、熱々をいただけます。
有馬温泉ならではの食材を活かした料理の数々。満足できます。