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2015年1月31日（土）にテレビ東京の「土曜スペシャル」で放映された『東北縦断1000キロ！にっぽん雪国遺産』で、元K1選手の武蔵（むさし）さん、タレントの今野杏南（こんのあんな）さん、中村昌也（なかむらまさや）さんの三人が、二泊三日の旅の中で一日目の夜に宿泊した岩手県の温泉宿をご紹介します。

武蔵・今野杏南・中村昌也さんの三人が宿泊したのは岩手県にある鉛温泉（なまりおんせん）の一軒宿 藤三旅館 （ふじさんりょかん）。田宮虎彦の小説『銀心中』（しろがねしんじゅう）の舞台になった旅館としても知られています。

番組で紹介された部屋は豊沢川（とよさわがわ）に面した眺めのよい和室。冬季限定で、宿の裏を流れる豊沢川をライトアップしているので、部屋の窓から白い雪と青い光の幻想的な光景が見られます。

宿自慢の温泉は100％源泉掛け流し。天然の岩をくり抜いて作ったお風呂（白猿の湯＝しろざるのゆ）は、深さ1.25メートルの日本一深い自噴天然岩風呂で、立って入るという珍しい温泉です。白猿の湯は混浴の時間帯と女性専用の時間帯に分かれています。

眺望のいい半露天風呂もあります。上の写真は白糸の滝を望むその名も白糸の湯。窓越しに豊沢川の流れと白糸の滝を眺めながらのんびりお湯につかれます。

こちらは女湯の桂の湯。番組の中で今野杏南（こんのあんな）さんが入浴したお風呂です。泉質は単純温泉・アルカリ性単純高温泉。効能は神経痛・関節痛など。

湯上がりの楽しみは食事。並んだのは地物の山菜ときのこなど山の幸を中心に、三陸の海の幸も盛り込まれた宴の膳。番組では、南部鶏（なんぶどり）と行者にんにく（ギョウジャニンニク）を使ったそばの実蒸しや岩手産A5ランク和牛のしゃぶしゃぶなども紹介されました。料理の内容は季節や 宿泊プラン によって異なります。

番組の中で、武蔵さん・今野杏南さん・中村昌也さんが食べたのは、お薦め膳グレードアップA5岩手牛しゃぶしゃぶorすき焼き付きプラン。三人とも笑顔になって、鉛温泉の藤三旅館 は、大満足のお宿となりました。

三人が二日目に宿泊した青森県の温泉旅館は こちらの記事 で紹介しています。