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続いてご紹介するのは長野県松本市にあるこだわりの手打ちそばが名物の温泉宿。日本書紀にも名を連ねる歴史ある湯の郷、美ヶ原温泉（うつくしがはらおんせん）にある江戸時代から続く 旅館すぎもと です。

玄関で旅館すぎもとのご主人がお出迎え。中に入ると純和風の庭に露天風呂。しかし、館内にはご主人が厳選したジャズが流れ、心地よい雰囲気をつくり出しています。

こちらが宿こだわりのお料理。鹿肉の炭火焼きに鹿の肉のジンギスカンと猪鍋。

そして運ばれてきたのが一日10食限定の手打ちそば。通常より3倍も大きい粗めのそば粉を使用。そうすることで、そば粉の味がより楽しめるといいます。

おそばはご主人みずから手打ちしているんです。粗いそば粉で、しかもつなぎを使っていないため、まとめるのが難しく、ご主人しか打てないので、一日10枚程度が限界とのこと。

すぎもとの手打ちそばは、ご主人こだわりの食べ方があるんです。まずはおそばの香りを楽しむため一口目は何もつけずにいただきます。次に塩をなめてからおそばをいただきます。塩をなめてからおそばを食べるとそばの甘みが引き立つそうです。

最後はお酒好きのおそばの食べ方。あまり辛くないトウガラシをおそばにかけて、おつゆをつけていただきます。たしかにお酒好きにはたまりませんね。

地酒もさまざまな銘柄がそろっています。美ヶ原温泉 旅館すぎもと では、おそばをはじめ個々の料理に合う地酒をご主人にセレクトしてもらえます。

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