東京から上越新幹線で高崎へ。高崎から上越線に乗り換え水上(みなかみ)へ。今回ご紹介するのは、雄大な谷川岳(たにがわだけ)を望む清流の里・群馬県の水上温泉にある 蛍雪の宿 尚文(けいせつのやど しょうぶん)。山あいの静かな自然にひっそりとたたずむ田舎宿です。
趣のあるロビーの梁(はり)は、100年以上たつ古民家から移築したもの。窓辺のカウンターからは緑豊かな中庭を眺めることができます。
ゆったりとくつろげる部屋の窓からもすがすがしい緑がいっぱいに広がっています。尚文では、お客さまが入室したあとは、お客さまからお呼びがかかったとき以外は、スタッフはお部屋におじゃますることはありません。気兼ねなくのんびりと時間を過ごしてほしいという宿のはからいです(客室のタイプは宿泊プランによって自由に選べます)
館内にある三つのお風呂は時間帯によっては無料で貸し切ることができます。湯船はどれもじゅうぶんな大きさなので、ゆったりと入ることかできます。泉質は、アルカリ性単純泉で、長湯をしても疲れない万能な温泉です。
湯上がりのお楽しみとして、宿のオリジナルサービスで、群馬の地酒の利き酒が楽しめます(15時~19時)。地酒といっしょに群馬名産の玉こんにゃくもいただけます。
食事は半個室のお食事処でいただきます。尚文(しょうぶん)の自慢は、地元産の食材と自家農園で作る新鮮野菜を使った田舎料理。化学調味料はいっさい使わないこだわりの料理が並びます。
魚料理は、水上の清流で育ったイワナの塩焼き、または唐揚げ、さらに、群馬特産のギンヒカリのカルパッチョの中から選ぶことができます。
地元のおいしい食材をふんだんに使った体にやさしいもてなしに大満足。人里離れた山あいで、温泉と田舎料理が楽しめる群馬県 みなかみ温泉 尚文は、結婚記念日旅行など、大人の温泉旅行におすすめしたい隠れ宿です。客室も11部屋と少ないので、静かな時間を過ごせます。