JR北陸本線の河毛駅(かわけえき)から宿の送迎車で約10分。今回ご紹介するのは滋賀県の 須賀谷温泉 (すがたにおんせん)。NHK大河ドラマ「江(ごう)姫たちの戦国」の舞台にもなった長浜にある珍しい秘湯が自慢の温泉旅館です。
宿に到着すると戦後ロマンあふれるロビーがお出迎え。客室は純和風の和室と和洋室。のんびりとくつろげます(客室のタイプは 宿泊プラン によって選べます)
お部屋でひと息ついたら宿自慢の温泉へ
織田信長の妹で、絶世の美女とうたわれたお市の方(おいちのかた)も愛したと伝わる温泉は、日本では珍しい赤茶色のヒドロ炭酸鉄泉。体の芯から温まります。
源泉は無色透明ですが、空気に触れると温泉成分に含まれる鉄分により、赤茶色に濁るのが特徴です。歴史に思いをはせながら過ごす至福の湯浴みが楽しめます。
湯上がりのお楽しみはお部屋食で。宿の自慢は近江牛のしゃぶしゃぶ。近江牛の中でも最高級のお肉が使われます。きれいなサシの入った霜降り肉は口の中に入れるととろけます。冬の時期(11月中旬から3月末)は鴨鍋やぼたん鍋もいただけます。
こちらはこの地方(滋賀県)に古くから伝わる郷土食の鮒寿司(ふなずし)。好みの分かれる味ですが日本酒との相性は抜群です。
赤茶色の濁り湯と近江牛のしゃぶしゃぶに大満足。秘湯ムードを満喫できる 須賀谷温泉 は、一人旅にもおすすめです。
11時チェックイン・19時チェックアウトの 日帰り温泉プラン も人気。近江牛のすき焼きやしゃぶしゃぶが楽しめる豪華な日帰りブランもあります。